本日のマザーズ指数は大幅反落となった。サンバイオ<4592>が前日、新薬候補の臨床試験結果が芳しくなかったと発表したことを受けて売り注文が殺到した。これを受けた個人投資家のセンチメントも大きく悪化したことから、バイオ関連をはじめとした指数インパクトの大きいマザーズ銘柄が揃って売り込まれる展開となった。引けにかけて積極的な押し目買いの動きはほとんどみられず、リスク回避の動きから終日持ち高を手仕舞う動きが優勢となった。なお、売買代金は概算で1105.00億円。騰落数は、値上がり18銘柄、値下がり250銘柄、変わらず4銘柄となった。
 値下がり率上位では、サンバイオがストップ安比例配分となるほか、オンコリス<4588>、メドレックス<4586>、ブライトパス・バイオ<4594>、ジーンテクノサイエンス<4584>などバイオ関連の下落が目立った。売買代金上位では、UUUM<3990>が7%安となったほか、そーせい<4565>、サイバーダイン<7779>、ミクシィ<2121>、メルカリ<4385>などの時価総額上位銘柄が揃って売られた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は大幅反落、サンバイオショックでセンチメント悪化