マザーズ指数は大幅続落となった。前日のナスダックの下げ止まりを背景にマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。しかしその後は、日経平均の上値が重くなるなか、マザーズ銘柄に対する資金の逃げ足も速まった。好業績銘柄に対する物色は継続したものの、直近IPO銘柄中心に短期資金が流出し、個人投資家のセンチメントに影響を与えたことから、マザーズ指数も大引けにかけて下げ幅を広げる展開となった。なお、売買代金は概算で885.35億円。騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり196銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値下がり率上位では、ジーニー<6562>がストップ安比例配分となったほか、アクリート<
4395>やコンヴァノ<6574>も大幅安になった。売買代金上位では、エクストリーム<6033>、サインポスト<3996>、UUUM<3990>が軟調な一方で、バンク・オブ・イノベーション<4393>、サンバイオ<4592>、ALBERT<3906>、MTG<7806>は上昇。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は大幅続落、直近IPO中心に資金の逃げ足速まる、ジーニーがストップ安比例配分