本日のマザーズ指数は6日ぶり大幅反発となった。前日の米国市場におけるNYダウ下落等を背景に、朝方のマザーズ市場にも売りが先行した。しかし、日経平均が寄付直後にプラスへ転じた流れから、マザーズ銘柄全般にも買い戻しの動きが強まった。また、為替相場における円安進行や中国株上昇も個人投資家のセンチメント好転に寄与し、大引けにかけてマザーズ指数は上げ幅を広げる展開となった。なお、売買代金は概算で871.92億円。騰落数は、値上がり213銘柄、値下がり51銘柄、変わらず3銘柄となった。
 値上がり率上位では、農業総合研究所<3541>がストップ高となったほか、リボミック<4591>やAiming<3911>が大幅高に。売買代上位銘柄では、トヨタや東京海上日動の業務提携でビッグデータやAIアルゴリズムの技術支援を発表したALBERT<3906>のほか、フィンテックグローバル<8789>、メルカリ<4385>、イーソル<4420>、サインポスト<3996>、UUUM<3990>、サンバイオ<4592>が上昇。
 なお、本日マザーズ市場に上場したVALUENEX<4422>の初値は公開価格の約2.3倍となる4300円となった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は6日ぶり大幅反発、買い戻しの動き強まる、IPOのVALUENEXの初値は2.3倍