本日のマザーズ市場は、日経平均が伸び悩むなかで堅調ぶりが目立った。イラン核合意に関する米国の判断やトヨタ自<7203>など主要企業の決算発表を控え、これらを見極めたいとするムードが相場全体に広がった。ただ、米ハイテク株高などを受けて投資家心理が改善し、個人投資家の物色の矛先が中小型株に向かった。主力株が買い戻されたほか、好決算銘柄や業績期待の高い銘柄が買われた。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で765.69億円。騰落数は、値上がり159銘柄、値下がり86銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、メドピア<6095>がマザーズ売買代金、上昇率ともにトップとなった。上期決算が大幅増益だったことを受けて15%超上昇した。DMP<3652>は後場買われ13%近い上昇。AppBank<6177>、JIA<7172>は大幅続伸した。その他、UNITED<2497>、ミクシィ<2121>、マネーフォワード<3994>、GNI<2160>、SOSEI<4565>などが上昇した。一方、売買代金上位ではHEROZ<4382>が逆行安。また、アジャイル<6573>がマザーズ下落率トップとなるなど直近IPO銘柄が軟調だった。その他、メディアS<4824>、フィルカンパニー<3267>、TKP<3479>などが下落した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は3日続伸、日経平均伸び悩むなか堅調、メドピア急伸