本日のマザーズ市場では、日経平均が朝方に1992年1月以来の23000円台を回復するなか、マザーズ指数も上げ幅を広げる動きをみせた。しかし、後場に主力大型株へショートカバーが入り、マイナスに転じるに連れ、マザース指数も前日終値を割り込んだ。しかし、好業績銘柄への押し目買い意欲は根強く、引けにかけて上昇相場に出遅れたリテールフローの資金がマザーズ銘柄に流入する格好となった。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1079.54億円。騰落数は、値上がり67銘柄、値下がり173銘柄、変わらず5銘柄となった。
 マザーズ売買代金上位では、決算を受けて一気に7月以来の水準を回復したミクシィ<2121>のほか、JESHD<6544>やそーせい<4565>が上昇。一方で、MSコンサル<6555>や串カツ田中
<3547>、UMN<4585>は下落した。値上り率上位には、前日に引き続き急伸したフィルカンパニー<3267>や通期見通しの上方修正があったエナリス<6079>のほか、株式分割の実施を発表したジェイリース<7187>などが並んだ。値下がり率上位では、テックポイント<6697>、イノベーション<3970>、SKIYAKI<3995>が大幅に下落した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続伸、決算を受けミクシィが急伸