本日のマザーズ市場では、前日からの中小型株物色の流れを引き継いで買いが先行した。ただ、25日線などの節目で戻り一服となる銘柄が多く、マザーズ指数も1100pt手前でのもみ合いが続いた。一部の需給良好な銘柄を除き、積極的に上値を追う動きは限定的だった。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で941.36億円。騰落数は、値上がり137銘柄、値下がり98銘柄、変わらず4銘柄となった。
　個別では、売買代金トップのサイバーＳ<3810>や、インフォテリ<3853>、アクセルマーク<3624>、ミクシィ<2121>、中村超硬<6166>などが上昇。アンジェス<4563>やＷＡＳＨハウス<6537>の上げが目立った。ＷＡＳＨハウスは長雨でコインランドリーが盛況との報道が押し目買いを誘ったようだ。また、Ｕ＆Ｃ<3557>が20％近い大幅高でマザーズ上昇率トップとなった。一方、ＳＯＳＥＩ<4565>などが軟調で、アカツキ<3932>やＵＮＩＴＥＤ<2497>も小安い。また、ＧＮＩ<2160>、うるる<3979>、ＶＥＧＡ<3542>などがマザーズ下落率上位に顔を出したが、大きく売り込まれる銘柄は見られなかった。


＜HK＞

情報提供元： FISCO
記事名：「 マザーズ指数は3日続伸、戻り一服の銘柄も多く、ＷＡＳＨハウスなど急伸 」