本日のマザーズ市場では、NYダウの2万ドル突破や日経平均の大幅続伸など、相場全体の良好な地合いを追い風として買いが先行した。マザーズ指数は取引時間中としては昨年7月以来、約半年ぶりに節目の1000ptを回復してスタートしたが、寄り付き後はここまでの株価上昇に対する利益確定の動きも見られ、1000ptを挟んだもみ合いが続いた。なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で998.23億円。騰落数は、値上がり116銘柄、値下がり103銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのマイネット<3928>や、エボラブルA<6191>、REMIX<3825>、ミクシィ<2121>、エルテス<3967>などが上昇。エボラブルAは民泊関連サービスのプレオープンを発表して上場来高値を更新した。前日まで調整していたサイバーS<3810>は切り返してストップ高。また、民泊関連のアドベンチャー<6030>やアンビション<3300>、業績予想を上方修正したテラプロ<6627>も10%超の大幅高となった。一方、前日買われたイントランス<3237>やGunosy<6047>などが下落し、SOSEI<4565>も小安い。また、一部証券会社の目標株価引き下げが観測されたメタップス<6172>がマザーズ下落率トップとなり、グレイス<6541>やフリークHD<6094>も下げが目立った。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は5日続伸、一時半年ぶりに1000pt回復、アドベンチャーなどが急伸