ロシアのプーチン大統領は8日、メドベージャフ首相の連任に関する大統領令に署名した。これにより、プーチン氏・メドベージャフ氏2人の「双頭体制」は継続される。

大統領は、メドベージャフ首相を連任される理由について、任期中に首相が率いる政府はさまざまな困難を克服したほか、経済発展も順調に進めさせたことを評価した。
また、双頭体制の継続が経済政策などの延長に安定した政治環境を整えることができると強調した。

首相は、大統領の指名を感謝の意を表明した。「2024年までの国家戦略発展任務・目標」を実現させるため、今年10月までに政府側がやるべきことを完成させると発言した。

中国の専門家は、ロシアの双頭体制の継続について、経済発展に必要とする経済政策などを安定させることができるほか、国内政治環境の安定性を維持することも可能だと評価した。ただ、双頭体制の長期化が独裁政治を導く恐れがあると警告した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【中国の視点】ロシア:「双頭体制」継続、賛否両論の声