9月11日、世界武道連盟理事、空手4段を持つ映画監督、平和活動家で一般社団法人ユーラシア国際映画祭理事の樽谷大助が、ウクライナの首都コロンボにあるサマンサ・ラサンサ氏(47歳)が運営する世界極真武道会(WKB)スリランカ支部道場”FITNESS360°”を表敬訪問し、指導を行なった。

K1のプロ選手や、空手の弟子たちなど10代や20代の参加者とともに、声の出し方、技の決め方、組み技など様々な指導を行なった。樽谷は今までもウクライナ、ロシア、トルコなど4カ国を訪れ、空手指導の経験がある。

スリランカにおいて、空手は60年の歴史し、サマンサ氏は20年前に同道場を開始した。開始した当時は、40ルピーを握り締め道場まで片道27キロの距離を自転車で通い、朝から晩まで血を滲む稽古と努力を行った結果、現在は老若男女の弟子がひっきりなしにトレーニングに励み、ネパール、マレーシアなどの国際試合へ参加するプロ格闘家を多数輩出するスリランカを代表する空手道場となった。



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2022年の経済危機の際には、停電が続くなどの混乱があったが、キャンドルを灯したりもし、道場は閉鎖することなく、稽古は連日休みなく行われたという。
「私の人生は空手一本」というサマンサ氏の腕には、空手や侍、日本の寺、極真空手を創設した大山倍達氏の肖像など、びっしり武道をイメージするタトゥが刻まれている。11歳の息子さんも日本文化に興味津々。樽谷に対し「侍の歴史はいつから始まったのか」「日本の侍は現在は物理的には存在していないが、精神的に継承されているのか」など、樽谷に対して質問が相次いだ。

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最強の侍として知られる本多忠勝を祖先にもつ樽谷は「サムライスピリットを世界に伝える」大切さや、「礼節を重んじる」重要性を伝えた。

サンパス・ラサンタ氏は、樽谷が滞在するネゴンボまでアーユルヴェーダ・リゾート「カルナカララ」自身が運転する車で片道1時間半の道を駆けつけ、自宅まで案内し、奥様による心のこもった魚カレーを手料理を振る舞ってくれたのち、コロンボ市内にある”FITNESS360°”に移動。

「押忍!」樽谷による空手指導に対し、大きな声で答え、英語に日本語の混じった稽古行い、言語を超えた武道を通じた熱を帯びた交流が行われた。
空手指導の後には、刀の持ち方や日本での空手大会などについて、弟子の若者達と議論が交わされた。

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指導後、樽谷は「ウクライナの若者達は、足もよく上がっていて、飲み込みが早い。これからの活躍に期待したい」と語った。
また、樽谷が平和活動として続けている広島の原爆を体験し白血病で亡くなった佐々木禎子さんの折り鶴のレプリカをサンパス・ラサンタ代表に寄贈した。

樽谷は、「国際親善空手道選手権大会」の会長に就任し、11月10日東京のオリンピックセンターにて、第一回「国際親善空手道選手権大会開催する。ドバイや、フランス、フィリピン、日本など9カ国から18人の代表団が世界大会に臨む。

「武道に国境はありません」(樽谷大助)
「空手は大きな家族です」(サマンサ代表)二人の交流は深夜まで続き、大いに盛り上がった。

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執筆:増山麗奈
(一般社団法人ユーラシア国際映画祭代表理事 モナコインターナショナル 外国特派員協会準会員)
編集 樽谷大助
(一般社団法人ユーラシア国際映画祭理事 モナコウィークインターナショナル日本支部代表 外国特派員協会準会員)

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配信元企業:一般社団法人ユーラシア国際映画祭
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情報提供元: Dream News
記事名:「 世界武道連盟理事、空手4段の樽谷大助が世界極真武道会(WKB)スリランカ支部道場”FITNESS360°”を表敬訪問し指導「空手は大きな世界家族」