Acronis Threat Research Unitがまとめた今回のレポートは、ランサムウェアの脅威やフィッシング、悪意のあるWebサイト、ソフトウェアの脆弱性に関するデータなどサイバー脅威から防御する方法についてのヒントが記載されています。本レポートは年2回発行され、サイバーセキュリティインテリジェンスのベンチマークとして着実にその地位を確立し業界基準となっています。アクロニスは、ユーザー、パートナー、そしてより広範な世界のサイバーセキュリティコミュニティが、刻一刻と進展するサイバーセキュリティの現況を常に把握できるよう、最新のサイバー脅威の状況分析を公開しています。
本レポートの著者であり、 Acronis Threat Research Unit に所属するサイバープロテクションエバンジェリストであるIrina Artioli (イリーナ・アルティオーリ)は、次のように述べています。 「現代のサイバーセキュリティ情勢において、アクロニスが継続的に検知しているサイバー脅威の件数は増加し、その複雑度も増す中、MSPにとって、顧客のデータやシステム、独自のデジタルインフラストラクチャを保護する総合的なアプローチをとることが極めて重要となっています。それを効果的に行うために、アクロニスはMSPに対して、包括的なセキュリティ戦略を採用することを推奨します。これには、セキュリティ意識を高めるトレーニングやインシデント対応計画の策定を義務付けること、拡張型検知対応(XDR)、多要素認証などの先進的なエンドポイント保護ソリューションを導入することが含まれます」