- 週間ランキング
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2023年に最も引用された企業は、1位 キヤノンメディカルシステムズ、2位 テルモ、3位 MEDTRONIC(米)となりました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000302130&id=bodyimage1】
1位 キヤノンメディカルシステムズの最も引用された特許は、東芝と共同保有の「画像処理システム及び医用情報処理システム」に関する技術で、キヤノンやBEIJING SENSETIME TECHNOLOGY DEVELOPMENT(中)など計6件の審査過程で引用されています。このほかには「医用画像処理装置」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、京セラや東京大学など計4件の拒絶理由として引用されています。
2023年に、キヤノンメディカルシステムズの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はROYAL PHILIPS(蘭)(64件)、次いでコニカミノルタ(48件)となっています。
2位 テルモの最も引用された特許は「シリンジの外筒内にガスケットを装着するガスケット挿入方法」に関する技術で、W. L. GORE &ASSOCIATES(米)の計5件の審査過程で引用されています。このほか「光線力学的治療装置」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、朝日インテックの計5件の拒絶理由として引用されています。
2023年に、テルモの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は朝日インテック(32件)、次いでニプロ(21件)です。
3位 MEDTRONICの最も引用された特許は「外科手術器具のための切除先端およびイントロデューサ」に関する技術で、ETHICONなど計7件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2023年に、MEDTRONICの特許により影響を受けた件数が最も多い企業はETHICON(44件)、次いでテルモ(17件)となっています。
4位 富士フイルムヘルスケアは「超音波撮像装置」、5位 BOSTON SCIENTIFICは「可視光放射線を用いてヒト結石を検出し、切除する医療デバイス」が、最も引用された特許として挙げられます。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2023年12月までに公開されたすべての特許のうち、2023年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2024年5月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
■医療機器業界 他社牽制力ランキング2023 データ販売
納品物:以下のデータを収録したエクセルファイル
1)ランキングトップ30社
医療機器業界の被引用件数上位30社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
医療機器業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/ranking/fcit/2023/fcitequ.html
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
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