夫婦にとって、人生の中でも大切な1日となるであろう我が子の出産の日。出産する妻は期待と同時に不安や痛みも大きい、まさに命がけの大仕事の日です。だからこそパートナーである夫には、全面的に支えてもらいたいもの。ところが、いざ出産!という時に思わず「ありえない~」と言ってしまいたくなるほどの、やらかしをしてしまう男性も多いのだとか。

株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する『縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)』では、出産経験のある329人の女性に、出産時の「夫のありえない言動」を調査し、2024年4月12日に発表致しました。

思わず笑ってしまう慌て過ぎた夫の珍プレーや、引いてしまうほどの残念な姿など、夫にまつわる出産エピソードの数々をご覧ください!

発表!出産時に夫がやらかした「ありえない言動」トップ10
329人の女性が答えた、出産の時に夫がやらかした「ありえない言動」のトップ10がこちら。

1位:マッサージや汗拭きが下手すぎる!
見事?1位に選ばれたのは「マッサージや汗拭きが下手すぎる」でした。陣痛中の苦しみをやわらげるためのマッサージや汗拭きは、まさに妻の出産をサポートする作業。一見、カンタンそうに感じますが慣れない男性にとっては、難しいことなのかも!?

・陣痛に耐えている時にマッサージをお願いしたが、全然ツボに入っていないし、すぐにバテるしで役に立たなかった。(32歳・福岡・1児の母)

・ツボがまったく違った。こっちは息をするのもやっとの状態なのに「え、違うの?どこか言ってよ、え?」と。「もう、いい」と告げてソファに戻ってもらいました…。(41歳・岩手・2児の母)

・腰やお尻を押してもらう時に「このくらいの強さ?大丈夫?強く押して大丈夫?」と陣痛で喋れないのに話しかけてこられて、気が散ってしかたなかった。(31歳・岡山・1児の母)

・看護師さんに「汗とか拭いてあげてください」とタオルを渡されていておでこを拭いてくれていましたが、眉毛のあたりも何度もゴシゴシされて「眉毛メイクが取れるからやめて!」と言ってしまいました。(43歳・鳥取・2児の母)

腰やお尻のマッサージは、いきなり本番!では難しいかも。「両親学級」などで学ぶ機会があったら練習しておくとよさそうですね。

2位:慌てすぎ!
2位には「夫が慌てすぎていた」がランクイン。出産がはじまって、慌てたいのはむしろ妻のほうだと思うのですが、一大事に慌てすぎる男性も多いようです。

・ビデオ撮影をお願いしていたのにも関わらず、慌ててしまいカメラを持たずに分娩室に入ってきた。産まれた瞬間の撮影ができなかった。(33歳・徳島・3児の母)

・焦りすぎて力の入れ方が分からなくなり、用意していたペットボトル用のストローを取り付ける際に、強く付けすぎて壊した。何も飲めなくなった。(35歳・兵庫・3児の母)

・オロオロするばかりでなんの役にも立たなかった。こちらは痛くてなにかを食べるどころではないのにチョコレートを勧めてきた。いまだにそのチョコレートを食べると嫌な気持ちに。(50歳・栃木・2児の母)

慌てふためく夫の様子が目に浮かぶエピソードが多数。どっしり構えていてほしいところですが、実際はうまくいかないようです。

3位:ただ立っているだけ
そして3位は「ただつっ立っているだけだった」。妻の尋常ではない様子を見ると、何もできずに立ち尽くしてしまうのでしょうか。

・分娩台に乗りいきんでいる時に、どうしたら良いか分からなかったのか夫は突っ立っているのみ…。「サポートしてあげて!」と看護師さんに怒られていました(笑)。(34歳・東京・3児の母)

・励ますわけでもなく、ただ棒立ちして見ていた。(34歳・東京・3児の母)

・なかなか産まれなかったので緊急帝王切開になった。生まれた後「私の代わりに抱っこしてあげて」とお願いしていたのに、抱くのが怖いと言って何もしなかった。部屋の隅で突っ立って写真だけ撮っていた。(40歳・兵庫・1児の母)

4位:仕事を優先した
仕事も大切なのはわからないでもないですが、出産よりも仕事を優先したことに「ありえない!」と感じる妻たちの意見がこちら。出産の時くらいはそばにいて欲しいものですよね。

・陣痛で苦しんでいる時に、頻繁に仕事の電話で部屋の外に出て行った。こっちは痛いし心細いのでイラっとした。(34歳・三重・2児の母)

・陣痛・出産の日が旦那の仕事と重なってしまって仕事中で連絡も取れず、最初に出産報告ができたのは実母だった。はじめての出産だったので、旦那に1番に連絡したかった。(33歳・徳島・1児の母)

・トラブルがあり予定より3週間早かったが急遽、帝王切開に。翌日手術になったが「仕事がある」といって休んでくれなかった。初めての出産で急な手術になったから側にいて欲しかった。(35歳・広島・2児の母)

4位:携帯をいじってばかり
「仕事を優先した」と同率の4位が「携帯をいじってばかりいた・携帯ゲームばかりしていた」。付き添っておきながら、サポートもせずにスマホばかり見ていたらさすがに「ありえない!」となりそうです。

・陣痛が弱く時間がかかっていた。さすがに待つのに飽きたのかスマホをいじる時間がだんだんと長くなり、動画を見て寝転んだりし始め、緊張感がないなぁと呆れた。(43歳・北海道・2児の母)

・子どもが欲しいと望んだのは夫なのに、立ち会いしても横で携帯ゲームをしていて、何もしてくれなかった。(34歳・大阪・3児の母)

・病室で携帯のゲームをしていて、音も出していた。常識的に考えておかしい。(36歳・山口・2児の母)

6位:自分だけ寝た
陣痛や帝王切開の傷の痛みなどで寝るどころではない妻を横目に、病室で自分だけのんきに寝てしまった夫たちの残念な姿がこちら。

・初産の時、長い陣痛で苦しんでいる中、旦那がイビキをかいて寝始めた。そこは我慢して欲しかった。(35歳・宮城・3児の母)

・分娩室に入るタイミングで煙草を吸いに行って帰ってこないと思ったら、私の病室のベッドで爆睡していた。(40歳・大阪・3児の母)

・陣痛がきてもイビキかいて寝ていた。出産後に「へその緒」を旦那が切らせてもらうことになった際、看護師さんにハサミの持ち方を怒られてて「ざまぁみろ」と思った。(40歳・福岡・3児の母)

7位:自分だけご飯を食べた
6位の「自分だけ寝た」に続き、7位は「自分だけご飯を食べていた」。お腹がすくのは仕方ないですが、もう少し妻の身になって気遣いをしてほしいところ。

・私がご飯も食べれず、陣痛で苦しんでいるのに、自分だけご飯を食べていた。しかもそれが、私の好物で、見せびらかせながら食べていた。(41歳・岐阜・2児の母)

・陣痛がきている時にご飯が出たが、食べられずにいると主人が食べた。出産後すぐにもご飯が出たが、疲れ果ててしまっていて食べられなかったら、それも主人が食べた。見兼ねた義母がお寿司を買ってきてくれたが、結果それも主人が食べた。ずっと何か食べていたという記憶しかない。(50歳・群馬・2児の母)

8位:義父母を連れてきた
出産前後で「義父母を連れてきた」が8位に。自分に余裕がない時に義父母に来られても困る!という妻たちからの意見が多数集まりました。ご両親に報告したい気持ちはわかりますが、この時ばかりは「妻ファースト」のほうがよさそうです。

・生まれてすぐの処置中に義母を分娩室に召喚。私の母が止めてくれて助かりました。(33歳・鳥取・4児の母)

・出産後2時間くらいで、へとへとで部屋に戻った時すでに義家族が病室で待機していました。休みたかったのに初孫で大興奮の義母の相手をさせられ、すっぴんで写真を撮られ、離婚を検討するほどムカつきました。(32歳・佐賀・3児の母)

9位:うるさく話しかけてきた
それどころではない時に、何度も話しかけてこられるのは困りもの。「うるさく話しかけてきた」が9位になりました。

・陣痛で痛いって言ってるのにテレビ番組に夢中でマッサージをしてくれなかった。さらにはクイズ番組を視ながら「この答えはこれだよねー」と話しかけてきてイラッとした。(36歳・愛媛・2児の母)

・私が陣痛中の痛みに耐えてる中、「この痛さも良い思い出になるよ」と訳のわからないことを言ってきた。「もう何も話すな」と怒りました。(27歳・兵庫・1児の母)

10位:病院に来なかった!
10位はまさかの「病院に来なかった!」。これはまさに「ありえない」ですよね。

・立ち会わなくてもいいとは言ったけど、病院には来て分娩室の前で待つくらいはしてほしかった。(47歳・福岡・2児の母)

・臨月だというのにパチンコに出かけて行って、お腹が痛くなったので電話をしたが出ず、結局生まれて数時間後に登場。(26歳・神奈川・1児の母)

番外編:夫たちの謎過ぎる行動
「ありえない!」というよりも、「なぜ?どうして?」と謎が多い行動をした男性もちらほら。テンパってしまったのかなんなのか…謎です。

・看護師さんから「お父さん、背中さすってあげて」と言われた時「僕はいいです」と断り「いいですじゃないでしょ!あなた父親でしょ!」と看護師さんに怒鳴られていた。(39歳・神奈川・3児の母)

・陣痛がいよいよ本格的になってきたタイミングで、「一旦帰るね」と言って帰ってしまった。「え、今?」と思ったけどこっちは痛いので何も言えず。少しして見に来た看護師さんが「え!帰った?」とビックリして電話して呼び戻してくれたからなんとか立ち会えたけど、なんであのタイミングで帰ったのか未だに謎。(47歳・東京・1児の母)

・旦那がやっと来たと思ったら、服を前後反対に着てきて、そんなボケに突っ込んでる余裕はないのでイライラした。(33歳・兵庫・2児の母)

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「産後の恨みは一生」って本当ですか?
よく「産後の恨みは一生」と言われたりしますが、出産時のありえない行動を妻たちは今どう思っているのでしょうか。「ありえない!」と思いつつも許せたのかどうか聞いてみました。

人によって意見が分かれたものの、「一生根に持つと思う」と「一生ほどではないがそれなりに覚えていると思う」の2つの意見を合わせると59.3%と過半数を超えました。たった1日の出来事ではありますが、やはり一世一代の大仕事をした妻からすると、そう簡単に忘れたり許せたりすることではなさそうです。

最後に、いまさらですが当時の夫に言いたいことを聞いてみました。今後、お子さんを持つ可能性のある男性は、今回ご紹介した「ありえない言動」をやらかしてしまった男性の二の舞にならないよう参考にしてみては?

【当時の夫にひとことどうぞ!】

・父親としての自覚を。(43歳・埼玉・1児の母)

・いつ陣痛が来るかも分からないのに、立ち会いたかったとか好きなこと言うな。(39歳・新潟・2児の母)

・帝王切開は麻酔をかけるため、痛みは少ないですが不安はたくさんあります。(41歳・福岡・2児の母)

・多くの人は無事に出産しますが、出産中は、命を懸けた大変な状況です。慌てる必要はありませんが、それを理解し、自分の代わりに妻が我が子を出産してくれていることに感謝しましょう。(42歳・神奈川・2児の母)

・産んでみたらいい。(36歳・愛媛・2児の母)

・最初が肝心!(49歳・青森・1児の母)

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【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:18歳以上の出産経験がある女性
アンケート母数:女性329人
実施日:2024年3月21日~2024年3月24日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/
調査会社:株式会社ネクストレベル
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情報提供元: Dream News
記事名:「 女性329人が語る、出産時に夫がやらかした「ありえない」エピソード集