■ Swift Business Connectを使用した接続サービスとしては世界初の事例 外貨・外国証券の取引に伴うバックオフィス業務では、Swiftのネットワークを利用して相対する金融機関との電文の交換を行うことが事実上の標準となっています。従来、自社システムまたは「I-STAR/GX」のような外貨・外国証券取引用のバックオフィスシステムをSwiftと接続するためには、別途、Swiftへの接続インターフェースを個別に用意する必要がありました。 本機能は、Swiftが設定したソリューションプロバイダー向けのパートナーシッププログラムのモデルの一つである「Swift Business Connect」(*2)を使用することで、「I-STAR/GX」とSwiftとの直接接続を実現します。これにより、金融機関において独自にSwift接続用のインターフェースを用意することなく、自社の業務処理から相対する金融機関とのSwiftを介した決済データ等のやりとりまでをワンストップで行うことができるようになりました。本モデルで利用する「Swift Alliance Cloud」は、オンプレミスよりも管理負担の少ないクラウドモデルのSwift インターフェースであり、「I-STAR/GX」から「Swift Alliance Cloud」への接続はAPI(*3)を利用しています。