ヘンケルアドヒーシブテクノロジーズは、要求の厳しい自動車用途に特化した革新的なソリューションとして、次世代サーマルギャップフィラーの開発を行い、これらの様々な課題へのお客様の挑戦をサポートしてまいります。ヘンケルの次世代サーマルギャップフィラー製品群の第一弾として2023年9月11日より販売を開始する、BERGQUIST(バークィスト) GAP FILLER(ギャップフィラー) TGF 4400LVOは、極薄の塗布が可能で、高速プロセスと高い信頼性の両立を実現します。コントロールユニットやADASコンポーネントなどの用途に最適な、2液型低揮発性シリコーンの室温硬化ギャップフィラーです。
ヘンケル社オートモーティブコンポーネンツ事業部ビジネスディベロップメントマネジャーであるYM Baeは「自動車業界のエキスパートパートナーとして、ヘンケルはOEMや部品メーカーと密接に協力し、効率性と汎用性を向上させながら、最も厳しく安全性を重視する自動車用途での要求を満たす次世代のサーマルインターフェース材料や接着剤を開発しています。ヘンケルの次世代ギャップフィラーシリーズは、優れた塗布性、高い信頼性、多様な熱伝導性のオプションを今までに無い組み合わせで提供します。BERGQUIST GAP FILLER TGF 4400LVO の発売に続き、自動車生産分野において日々進化する幅広い要件に対応するため、更なる製品を発売予定です。」と述べています。
BERGQUIST GAP FILLER TGF 4400LVO は、熱衝撃耐性が高く、高レベルの信頼性を提供し、極薄での塗布が容易なソリューションです。熱伝導率の代表値は4.4 W/m・Kで、揮発性シロキサンの含有量が非常に低く、繊細な電子部品の保護に最適な、より持続可能な選択肢です。
ヘンケルについて ヘンケルはブランド、イノベーション、テクノロジーにより、産業およびコンシューマー向け事業において世界中の市場をリードしています。アドヒーシブテクノロジーズ(接着技術)事業部門は接着剤、シーリング剤、機能性コーティング剤市場のグローバルリーダーとなっています。コンシューマーブランド事業部門は特にヘアケアやランドリー&ホームケアの分野において、世界中の市場やカテゴリーをリードする地位を維持しています。ヘンケルには3つの強力なブランド、LOCTITE(ロックタイト)、Persil(パーシル)、Schwarzkopf(シュワルツコフ)があります。2022年度の売上高は220億ユーロを超え、営業利益はおよそ23億ユーロでした。ヘンケルの優先株は、ドイツ株式指数DAXのリストに入っております。ヘンケルには長いサステナビリティの歴史があり、具体的な目標を掲げた明確なサステナビリティ戦略を推し進めます。1876年に創業したヘンケルは現在、世界に50,000名以上の社員を擁し、多様なチームが強固な企業文化、共通の価値観とヘンケルの社員をひとつにまとめる共通基盤である企業目的「Pioneers at heart for the good of generations」の元に結束しています。さらなる情報はこちらhttps://www.henkel.comをご覧ください。