- 週間ランキング
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2022年に最も引用された企業は、1位 味の素、2位 PHILIP MORRIS PRODUCTS、3位 キリンホールディングスとなりました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000282994&id=bodyimage1】
1位 味の素の特許の中で、「良好な香りを有し、苦味や渋味などが低減されたまろやかな味の茶飲料」に関する技術は、サントリーホールディングスなど計6件の審査過程で引用されています。このほかには「包餡麺帯食品及びその製造方法」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、イートアンドホールディングスなどの計3件の拒絶理由として引用されています。
2022年に、味の素の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はレゾナック(24件)、次いで大日本印刷(17件)となっています。
2位 PHILIP MORRIS PRODUCTSの最も引用された特許は「喫煙物品の誘導加熱システム」に関する技術で、NICOVENTURES TRADINGや日本たばこ産業などの計17件の審査過程で引用されています。
2022年に、PHILIP MORRIS PRODUCTSの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はNICOVENTURES TRADING(103件)、次いで日本たばこ産業(98件)となっています。
3位 キリンホールディングスの最も引用された特許は「発酵麦芽飲料の製造法」に関する技術で、サントリーホールディングスやサッポロホールディングスなどの計4件の審査過程において拒絶理由として引用されています。このほかには「茶飲料用添加剤」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、サントリーホールディングスの計3件の拒絶理由として引用されています。
2022年に、キリンホールディングスの特許により影響を受けた件数が最も多い企業はサントリーホールディングス(31件)、次いでサッポロホールディングス(30件)となっています。
4位 日本たばこ産業は「非燃焼タイプ香味吸引物品」、5位 サントリーホールディングスは「高アルコール度のビールテイスト発酵飲料」が、最も引用された特許として挙げられます。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2022年12月までに公開されたすべての特許のうち、2022年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2023年5月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
■食品業界 他社牽制力ランキング2022 データ販売
納品物:以下のデータを収録したエクセルファイル
1)ランキングトップ50社
食品業界の被引用件数上位50社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
食品業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2023/06/fcitfood.html
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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