■本書の概要 日本は第二次世界大戦の敗戦から、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と呼ばれるまでに成長してきました。IMD(国際経営開発研究所:International Institute for Management Development)による「世界競争力年鑑」を見てみると、30年前には日本の競争力は世界第1位であったものが、2022年では世界34位と位置づけられています。 「失われた30年」と評されるように、日本の成長は以前に比べると鈍化している状況でありますが、日本のモノづくりという観点から、日本は今後どのような視点を持ち、どのような方法で戦っていけば、再び世界で輝いていけるのか、ということを考えて著しております。 本書は、152ページから構成されており、なるべく分かりやすく、読みやすい表現を心がけておりますので、モノづくり業界以外の方でも読んでいただける一冊となっております。