外食・中食市場情報サービス『CREST(R)*1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、クリストス・クリストフォロー代表)は、2022年の居酒屋の動向分析レポートを2023年3月22日に公表します。

本分析レポートでは大きく以下のことが分かります。2022年計の居酒屋+バーの市場規模は9253億円で前年比74.3%増、2019年比では51.5%減でした。利用シーンでは、少人数、短時間、早い時間の利用比率が増加しました。店舗選択理由は、立地や価格の安さでの理由が減少し、食べ物のおいしさ、いつも行くから、といった理由が増加しています。


居酒屋の市場規模、2022年計は9253億円で前年比74.3%増、2019年比51.5%減
2022年計の居酒屋+バーの市場規模は9253億円で前年比74.3%増と、大幅な増加となりました(図表1)。しかし、2019年比では51.5%減で、コロナ前から半減したままでした。



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少人数の利用比率が増加
居酒屋・バーで客数比率が増加したセグメントをみると(図表2)、一人での利用が7.0ポイント増と最も比率増加しました。休日、2人、16-30分以内、17時台の利用、住宅街の利用比率が増加しており、コロナ禍の影響で利用シーンが少人数、短時間、自宅の近くに変化したことが分かります。一人当たりの客単価が5000-9999円で増えていることから、高価格帯が増加していることが分かります。店舗選択理由は、立地や価格の安さでの理由が減少し、食べ物のおいしさ、いつも行くから、といった理由が増加しています。

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エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアアナリストである、東さやか(あずま・さやか)は、「平常の生活に戻ってきている2023年も、居酒屋は引き続き以前の規模に戻るのは難しいでしょう。コロナ禍で変化した生活は、すべてが元に戻らないと考えるべきです。大人数の価格重視の宴会などは、今後も以前のレベルには戻らないでしょう。少人数向けに、多少高くてもおいしいものを提供し、固定ファンを増やすことが、今後の居酒屋の生き残りのカギとなるでしょう。」と話します。


*1  CREST(R)
外食・中食市場において 「いつ、誰が、どこで、何を、どのように食べ、どの程度満足したか」など消費者のあらゆる喫食動態データを1年365日、消費者から収集し、年間13万を超えるサンプル数を元に分析できる情報サービスです。外食市場規模、中食市場規模、客数を業態、セグメント別に把握可能です。世界13か国で実施。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/service/food.html


■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:東(あずま)さやか
〒108-0023 東京都港区芝浦3-6-5 Biz Feel田町 2F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com

■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0023 東京都港区芝浦3-6-5 Biz Feel田町 2F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The Circana Group Inc. (100%)
代表者 クリストス・クリストフォロー
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会



配信元企業:エヌピーディー・ジャパン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 エヌピーディー・ジャパン、最新外食・中食レポート「2022年計の居酒屋の市場規模は9253億円、前年比74.3%増、2019年比では51.5%減、少人数の利用へシフト」を公表