Bluetooth SIGのCEOであるマーク・パウエル(Mark Powell)は次のように述べています。「相互運用性と標準化は、Bluetooth技術のDNAに刻まれています。Bluetooth SIGのメンバー企業には、市場の拡大と新しい製品カテゴリーの大規模な普及を可能にする規格を開発してきた、長年にわたる豊かな実績があります。ESL市場向けの無線規格の導入は、小売業におけるデジタルトランスフォーメーションを新たな段階へと導き、店舗と利用者の双方により良い結果をもたらすでしょう」
ABI Researchのリサーチディレクター、アンドリュー・ジニャーニ(Andrew Zignani)氏は次のように述べています。「業務効率化、購買率向上、再来店促進を実現する手段として、小売業者のIoT(モノのインターネット)技術への注目はますます高まっています。しかし、ベンダーロックインや相互運用性、拡張性、他のスマートリテールの取り組みへの拡張能力を巡る懸念から、一部の小売業者はESL技術の採用に消極的です。BluetoothによるESL規格の登場は、IoT技術への投資を検討している企業にとって障害となりうる要因を取り除き、採用と革新を加速させるでしょう」
Bluetooth SIGについて 1998年に設立されたBluetooth SIGは、Bluetooth(R)技術を監督する非営利の業界団体です。3万8000社を超えるメンバー企業を支援するため、Bluetooth SIGは、技術を普及し、世界規模の製品認証プログラムを通してグローバルな相互運用性を促進し、Bluetooth技術の認知度、理解度、導入率を向上することでブランドを成長させる新しい改良された仕様を作るため、メンバー企業の連携を促しています。