フランス発の保護メガネブランド「ボレー・セイフティ」を展開する日本法人、ボレー・ブランズ・ジャパン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:ピーター・アンソニー・スミス)は、独自開発した最新技術である『プラチナコーティング』を施したレンズの新たな試験結果を、2022年11月28日(月)に発表しました。

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■合格が難しい欧米規格で、最高水準の100倍を上回る曇り止め効果が明らかに
 当社が独自開発した『プラチナコーティング』とは、従来では難しいとされていた防曇・耐傷機能をプレミアムなレベルでレンズの両面に同時に施すことを可能にした技術です。開発からまだ数年の最新技術ですが、この技術の開発により耐傷コーティングを施すと防曇効果が薄れるというジレンマが解消されます。

 当社はこの度、第三者の独立研究機関(POURQUERY)に対し、『プラチナコーティング』を施したレンズの防曇・耐傷・表面損傷などについて、日本の規格基準より合格が難しいといわれているEN166規格(欧州規格)での試験を改めて実施し、以下のような試験結果の発表に至りました。

 まず防曇コーティングの試験は、蒸気の上で8秒以上レンズに曇りが発生しないことを確認するものですが、『プラチナコーティング』は15分間レンズに曇りが発生しづらかったことが確認され、EN166規格(欧州規格)のオプション【N】テストに合格しました。これは、EN166規格の要求事項の100倍に値します。
 次に耐傷コーティングの試験は、微粒子による表面損傷試験をおこない性能の維持を確認するものですが、『プラチナコーティング』は100回以上のティッシュでの拭き取りに対してもEN166規格オプション【K】【N】の性能をともに維持することが確認できました。
 また、医療現場やクリーンルームでよく使用されるオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)耐性試験として、121℃で20分間のオートクレーブを30回おこなった結果、防曇・耐傷ともに効果が維持されました。
 その他、保護メガネの使用シーンとして多い製造業界で最もよく使用される9種類の化学物質のうち8種類の化学物質に対して耐性があり、EN166規格オプション【K】【N】の性能の維持が確認されました。さらに、『プラチナコーティング』が施された保護メガネを厳しい気候条件(温度、湿度、紫外線)の中で6カ月間シュミレーションテストをおこなった後も、防曇・耐傷性能の維持が確認されました。

 これらの試験結果は、『プラチナコーティング』のPPE(個人用保護具)市場における世界的リーダーとしての地位の確立を証明しました。

■プロ仕様の技術を日常の“生活の質”向上に活用、スタイリッシュモデルの販売も開始
 当社が開発した『プラチナコーティング』は、レンズの両面に防曇・耐傷コーティングを同時に施すことができる技術で、当社製品のほとんどに対してこの『プラチナコーティング』を施しています。

 当社の製品は、これまで主に危険と隣り合わせの工場や製造現場、医療現場やクリーンルーム、ミリタリー市場などにおいて広く採用され、“くもる”ストレスから解放されることによって、作業の効率化向上や不慮の労災事故を防ぐ一翼を担ってきました。

 しかし昨今のマスク生活の日常化や、アウトドア・野外スポーツ・野外リクリエーションの流行、紫外線対策の定着などにより、日常的に目を保護するシーンが増え、またマスク生活時に気温差で発生する曇りのストレスへの対策を必要とする方が増えてきました。そこで当社は、これまでプロ仕様を主としてきた製品を一般消費者も使用しやすい製品としての開発に着手し、当社のフラッグシップモデルである「RUSH+(ラッシュ プラス)」の日本限定カラー(7色)の販売を開始。スタイリッシュで、日本人の顔に合わせた「ジャパフィット」モデルを採用した商品のバリエーションを増やし、プロ仕様の最新技術を日常の“生活の質(QOL)”向上に活かした製品の提供に力を入れています。
 さらに「RUSH+」は、レンズにフレームがないので視界が遮断されず、ポリカーボネイトとラバー素材が一体成型となったラップアラウンドモデルのため長時間の装着もホールド感良くフィットし、ストレスオフのつけ心地を保ちます。

 当社は、「ストレスなく快適に見えること」にこだわった究極の保護メガネを世界に発信することで目の安全保護を啓発し、厳しい環境下で作業を行うプロフェッショナルから、一般の方の日常の“生活の質(QOL)”向上まで、幅広く貢献したいと考えています。

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【会社概要】
社名     :ボレー・ブランズ・ジャパン株式会社
代表取締役社長:ピーター・アンソニー・スミス
本社所在地  :東京都文京区湯島2-21-2 湯島メディカルセンタービル4F
TEL     :03-5844-2040
URL     :https://www.bolle-safety.jp/
設立     :2007年10月
資本金    :1,000万円
従業員数   :10名
事業内容   :フランス発祥のブランド「ボレー・セイフティ」の『保護メガネ』を製造・販売

【ボレー・ブランズ・ジャパンとは】
 “プラスチックバレー”の異名で知られるフランスの町「オヨナックス」で1888年に創業した
「ボレー」。誕生してから130年、独自の加工技術を生かしたアイウエアは、世界中のトップアスリートをはじめ多くの人々に愛用されています。
 「ボレー・セイフティ」はその「ボレー」から派生した、『保護メガネ』を専門に扱うブランド。究極の『保護メガネ』を追求し開発を続けて60年以上、使用者の安全と装着感を第一に考え、常に先進的技術を採用し、デザイン性の高い『保護メガネ』で業界をリードし続けています。

<沿革>
1888年:セラフィム・ボレーが「ボレー」を設立
1936年:プラスチックの加工技術を活かしセルロイドなどを原材料にサングラス・眼鏡の製造を開始
1946年:ナイロンの射出成型成形に成功。業界でのパイオニアとしての地位を確立
1950年:保護目的のゴーグル型、メガネ型プロテクター第一号の誕生
1960年:スキーヤー向けにデザインされたサングラスの製造を開始。これを機にスポーツ業界へ参入。同時に保護メガネ部門が「ボレー・セイフティ」ブランド化され、フランス陸軍、海軍、航空宇宙部門と共同開発を行う
2004年:コントラストテクノロジー リリース。保護メガネのスペシャリストとしての認知を広め、ヨーロッパでのシェアを広げる
2007年:日本法人設立

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
ボレー・ブランズ・ジャパン広報事務局 担当:福土
MOBILE:080-6538-6292
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788
E-mail:pr@netamoto.co.jp



配信元企業:ボレー・ブランズ・ジャパン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 メガネレンズの最新技術を独自開発 防曇・耐傷試験結果を発表 最高水準の100倍を上回る曇り止め効果が明らかに プロ仕様の技術を日常の“生活の質”向上に活用し 日本限定カラーの発売も開始