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「U.S.Soy Sustainabilty Ambassador Award(アメリカ大豆サステナビリティ・アンバサダーアワード)」は、2022年11月9日、水戸市で開催された、日本一の納豆を審査する「第26回全国納豆鑑評会」(主催:全国納豆協同組合連合会)において、「地球に優しい米国産大豆を使用していることの証明書を取得し、分別生産管理された食品大豆」を使用して作られた優秀製品に、「SSGA U.S. Award(SSGA U.S. アワード)」は、遺伝子組み換え混入防止管理済のアメリカ大豆を使用した最高の成績をおさめた優秀製品にが授与するものです。今年度、原田製油有限会社(大分県・大分市、原田陽一郎社長)が「おおいた大葉納豆ジェノベーゼ風」で両賞をダブル受賞されました。
【全国納豆鑑評会と令和4年度受賞作品について】
全国納豆鑑評会は、今年で第26回目を迎える納豆の製造技術と品質の向上を目的として行われる審査会です。日本が世界に誇る高機能食品「納豆」の日本一を決めるコンクールとして、全国納豆連合会が毎年開催していますが、コロナ禍の影響で、3年ぶりの開催となりました。
第26回全国納豆鑑評会について: https://www.natto.or.jp/kanpyou/kan2202_02.html
開催日: 2022年11月9日(金)
鑑評会開催地: 茨城県、水戸市
出品数: 185
最優秀賞 - 農林水産大臣賞: 「鎌倉小粒」 鎌倉山納豆 野呂食品株式会社
特別賞・アメリカ大豆部門:アメリカ大豆サステナビリティアンバサダーアワード
SSGA U.S.アワード
「おおいた大葉納豆ジェノベーゼ風」 原田製油有限会社
その他受賞作品一覧: http://www.natto.or.jp/kanpyou/kan2202_03.html
【アメリカ大豆部門特別賞 U.S.Soy Sustainabilty Ambassador Award、SSGA U.S.Award賞について】
「U.S.Soy Sustainabilty Ambassador Award」は、全国納豆協同組合連合会、アメリカ大使館の協力によって2017年に創設され、地球環境や生産者の労働環境のことを考えて作られたアメリカ大豆を使用していることを証明するSSAP認証を取得している、遺伝子組み換え混入防止管理済の大豆を使用して作られた納豆のうちの最高得点に与えられる賞です。
米国では80年以上にわたり環境へ配慮した大豆農法が営まれています。USSECでは2013年に「サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)」を開発。日本で多くの大豆加工食品に米国大豆が使用される中、米国大豆の安心・安全で持続可能性に配慮した流通の理解促進に取り組んでいます。その結果、2022年11月現在、日本に輸出された米国大豆(2021年度産)の約9割以上がSSAP認証付の出荷となっており、認証ロゴを商品パッケージに印刷して、販促活動に取り組むメーカーも増加。現在、日本国内外では認証ロゴのついた製品は、18社350品以上流通しています。近年の気候変動等を背景とするSDGsへの取り組みの高まりからも、今後、サステナブルな認証ロゴを日本の食品メーカーの経営戦略ツールとし、より広くご活用いただけるよう発信を強化して行く予定です。
「SSGA U.S. Award 」 は、これまでの「レッドリバーバリーU.S.賞」にかわり、今年度から名称変更されたアメリカ大豆部門のアワードです。IP(分別生産流通管理済み)の大豆および穀物の生産・流通に関わる事業者による組織、SSGA(Speciality Soya and Grains Alliance)がプレゼンターとなり北米のIP(分別生産流通管理済み)のアメリカ大豆を使用した最優秀製品に贈られます。
「U.S. Soy Sustainabilty Ambassador Award(アメリカ大豆サステナビリティ・アンバサダーアワード)」の受賞者は、特典としてUSSECより広報支援が提供されます。
USSECでは、今後も日本の食品メーカーの皆様との強固なパートナーシップのもと、安心・安全で地球規模の課題を解決すべくサステナブルな大豆の流通・提供を通じて、日本の伝統食である豆腐と納豆の文化を、世界そして未来へとつなげていくために貢献してまいります。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000270131&id=bodyimage1】
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000270131&id=bodyimage2】
■原田製油 原田健太郎 常務取締役の受賞コメント
「この度、米国大豆のサステナブル認証を受けた大豆を使用した弊社商品が、全国納豆鑑評会においてアメリカ部門特別賞をダブル受賞できましたことを心より感謝いたします。受賞を全く予想しておらず、かつダブル受賞ということでとても驚いており、大変光栄なことと思っております。アメリカ大豆との関わりで大きな転機となったのは、2019年にUSSECのアメリカ生産農家の視察ツアーに参加したことです。日本向けの大豆が、極めて近代的な生産管理、サステナブルな農法により安全・安心を担保される形で生産されていることに大きな感銘を受けました。今回の受賞商品にもSSAPマークを付けています。
良い納豆づくりは、先ず高品質な大豆原料がなくては始まりません。今回の受賞は、高品質なアメリカ大豆を生産していただいたアメリカの生産者の皆様、それを供給していただいた商社、流通の皆さんのご支援があってのものとあらためて感謝申し上げます。
今回ダブル受賞した製品「おおいた大葉納豆」は、ジェノベーゼ風の洋風のタレを付けたという点も訴求ポイントになっています。こうしたチャレンジも納豆の新たな可能性を広げることになるのではないでしょうか。コロナ禍の中で、納豆は世界的にも高く評価される食品となっており、今回の受賞は、私どものような地方の納豆メーカーにとってブランド価値を上げる大きなチャンスになりますし、新しい味、納豆の可能性を海外市場に対しても積極的に提案していく上で大きな励みとなりました。
原田製油 ふるさと納豆 九州 大分・二豊フーズ株式会社 (nihofoods.com)
■祝辞:アメリカ大使館 農産物貿易事務所 所長 チャンダ・バーク 氏
「第26回全国納豆鑑評会に初めて審査員としてご招待いただき、また、今回、新たなアメリカ大豆部門・特別賞を贈呈させていただくことになりました。アメリカ大豆サステナビリティ・アンバサダーアワードは、サステナブル認証を得たアメリカ大豆を原料とした最優秀製品に授与されます。米国大豆は、サステナブルな農法・プロトコルによって生産されていることを広く知っていただくことを目的に創設されたアワードです。受賞者の方は、アメリカ視察ツアーに招待すると聞いていますので、現地をご覧になり、ぜひ、アメリカ大豆のサステナビリティを伝えていただくことを期待しています。
今回、アメリカ大豆部門特別賞をダブル受賞した原田製油様には、ダブル受賞の快挙をお慶び申し上げるとともに米国大豆に高い信頼をもって製品づくりに取り組んでいただいたことを心より感謝申し上げます。原田製油の原田常務は、アメリカの大豆農家も視察され、そのサステナビリティについて深く感銘を受けられたと聞いています。今回のダブル受賞は、同じようにサステナビリティに取り組んでいる米国の大豆農家にとっても朗報になりました。
日本は米国大豆にとって非常に重要な市場です。日米間の大豆貿易の重要性を鑑みて、今後も引き続き、高品質でサステナブルなアメリカ大豆を安定的に供給する役割を担ってまいります。
<アメリカ大豆輸出協会について>
アメリカ大豆輸出協会 (USSEC) は大豆生産者、関連団体、政府機関とのパートナーシップを通じ、世界90ヶ国以上でアメリカ大豆と大豆製品の市場拡大や輸出プロモーションをおこなっているダイナミックなマーケティング機関です。日本事務所 (港区) は初の海外オフィスとして1956年に設立され、今年で66周年目を迎えます。現在オフィスは日本、韓国の北東アジア地域の管轄内にあり、各国と連携しながらローカルかつグローバルな活動を目指しています。情報提供、海外視察、コンファレンス開催や業界とのコラボなどを通じ米国大豆の普及および大豆製品の需要喚起活動を行っています。近年はサステナビリティに関する情報発信に力を入れています。
配信元企業:アメリカ大豆輸出協会
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