- 週間ランキング
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2021年に最も引用された企業は、1位 トヨタ自動車、2位 本田技研工業、3位 日産自動車となりました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000260946&id=bodyimage1】
1位 トヨタ自動車の最も引用された特許は「自律的な乗客用の乗り物のためのコンピューティング装置」に関する技術で、VOLKSWAGENやKDDIなどの計7件の審査過程で引用されています。このほかには「ゲート絶縁膜が破壊されることを防止しつつ、オン抵抗の上昇を抑制できるSiC半導体装置」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、富士電機などの計6件の拒絶理由として引用されています。
2021年に、トヨタ自動車の特許による影響を受けた件数が最も多い企業は本田技研工業(449件)で、次いでデンソー(363件)となっています。
2位 本田技研工業の最も引用された特許は「小型化設計と車室内居住空間の拡大を可能とし、重量の軽減を図れる車体」に関する技術で、トヨタ自動車などの計8件の審査過程で引用されています。このほかには「混合気の圧縮着火を促進し、圧縮着火燃焼を安定して行えて、圧縮着火燃焼の実行領域を拡大できる内燃機関の制御装置」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、マツダの計7件の拒絶理由として引用されています。
2021年に、本田技研工業の特許による影響を受けた件数が最も多い企業はトヨタ自動車(348件)で、次いでデンソー(92件)です。
3位 日産自動車の最も引用された特許は「電磁波によってその物体を検出した時点におけるその物体の移動速度および移動方向を求める物体検出装置」に関する技術で、三菱電機などの計6件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2021年に、日産自動車の特許による影響を受けた件数が最も多い企業はトヨタ自動車(420件)で、次いで本田技研工業(190件)となっています。
4位 マツダは「副室の連絡孔の壁面の温度を低下させて熱疲労によるクラックの発生及び溶損等を防止した、ディーゼルエンジンの燃料噴射装置」、5位 豊田中央研究所は「MnAl系合金からなる高磁気特性な永久磁石」が、最も引用された特許として挙げられます。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2021年12月までに公開されたすべての特許のうち、2021年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2022年4月15日の時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
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納品物:以下のデータを収納したCD-ROM
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https://www.patentresult.co.jp/news/2022/07/fcitcar.html
■本件に関するお問い合せ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580
Fax:03-5802-8271
ホームページURL https://www.patentresult.co.jp/
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
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