■背景 2024年1月にサービス終了を予定しているISDNサービスは、当初2020年に終了する予定でしたが、光回線などの代替えサービスへの切り替えが進まず2024年に後ろ倒しになりました。企業間の受発注で使用されているEDI(Electronic Data Interchange「電子データ交換」)の通信手段の一つであるISDNサービスは、いまだに多く使用されており「2024年問題」と言われるほど大きな問題になっています。 EDI分野での対応の遅れは、企業の業務停止につながる重要な問題ですが、業界ごとに通信方式(手順)が異なるうえに、取引先とタイミングを合わせる必要があるなど、自社の都合だけで進めることができない状況です。