緑内障は、40歳以上の20人に1人の割合で発症している*1と言われており、我が国における中途失明原因の第1位となっております。一方で、近年の緑内障の診断技術や治療法の進歩により、早期に発見し治療を継続すれば緑内障により失明に至る可能性は大幅に減少します。そのため緑内障をよく知ること、自覚症状が無くても定期的に眼科を受診することが大切です。 「ライトアップ in グリーン運動」は、日本緑内障学会が世界緑内障週間に合わせて、ランドマークとなる施設をグリーンにライトアップする緑内障の啓発活動です。緑のライトに、緑内障治療にとって「早期発見」「継続治療」が大切であり、希望をもって治療しましょうというメッセージが含まれています。本運動は2015年に全国5カ所から開始し、2021年3月には計468カ所に拡がっています。 当社も、緑内障や高眼圧症、網膜剥離等の眼疾患や、眼科手術後の眼圧管理のサポートとなるスマートコンタクトレンズを使用した医療機器である「トリガーフィッシュ(R) システム」を2018年に発売していることから、「ライトアップ in グリーン運動」の理念に強く共感し、かねてよりこの活動へ協力してまいりました。今後も先進的な医療機器の研究開発や製品展開に取り組むとともに、積極的な啓発活動も行うことで患者さまの「見える」をサポートしてまいります。