近年、医薬品・医療器材の物流管理サービスへの参入は増加、とくに大手の物流・倉庫企業等による本分野を対象とした大規模な物流センター開設投資が目立っている。製薬企業等では外部委託先の選択肢幅が広がり、現契約先の見直し検討機運なども認められる。2018年12月、厚生労働省から医薬品流通基準に関し日本版GDP(Good Distribution Practice)ガイドラインが発出され、医薬品の物流業務についてもGDPに基づく品質管理が求められるようになっている。GDP対応可能かどうかは外部委託先選定の重要なポイントになっている。