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地域医療に尽くす医師が提言する地域開業医に求められる、
かかりつけ医としての使命
具合が悪くなったり、けがをしたりしたときに、医療の「入り口」となるのが「かかりつけ医」です。日本医師会の定義では、「身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」とされています。かかりつけ医が診断をつけたうえで、重症な患者をより専門的な治療を受けるために規模の大きい病院へ紹介することで、効率よく質の高い医療が実現できます。
しかし、実際にはその医療の入り口がうまく機能していません。日本の医療は臓器ごと、診療科別といった「縦割り」体制に発達しているため、自分の専門しか診ないという医師が多くいます。そのため患者は、症状や部位によって何軒もの診療科を回らなければいけないことになり、なんでも相談でき、自分の身体の状態を把握しているかかりつけ医をもつことができていないのが実情です。
本書では「なんでも診る」「いつでも診る」を実践する総合診療かかりつけ医の著者が、縦割りの体制など現在の日本の医療が抱える問題点をふまえ、本当に必要とされる「かかりつけ医」とは何かを語ります。
【書籍情報】
書 名:『「総合診療かかりつけ医」が患者を救う』
著 者:菊池大和(キクチ ヤマト)
発売日:2021年12月17日
定 価:900円(税抜)
体 裁:新書判・並製/166ページ
ISBN :978-4-344-93693-5
【目次】
はじめに
第1章 地域医療が重視される時代に、ますます高まるかかりつけ医の重要性
第2章 自分の専門外は診られない、すぐにたらい回し、ワクチンも受け付けない……巷に溢れる「名ばかりかかりつけ医」
第3書 365日診療で、患者の全身の状態を把握するドクター「総合診療かかりつけ医」とは――
第4章 地域連携、設備の充実、スタッフマネジメント……「総合診療かかりつけ医」のあるべき姿
第5章 「総合診療かかりつけ医」が増えれば、救われる患者も増える
おわりに
【著者プロフィール】
菊池大和(キクチヤマト)
医療法人ONE理事長
きくち総合診療クリニック院長
2004年3月福島県立医科大学医学部卒業、4月浜松医科大学医学部附属病院 初期研修医、2005年5月袋井市民病院 外科 研修医、2006年4月 磐田市立総合病院 外科 後期研修医、2008年4月国立がんセンター東病院 呼吸器外科 レジデント、2009年9月湘南東部総合病院 外科 外科科長 救急センター長/湘南地区メディカルコントロール協議会登録指示医、2016年4月座間総合病院 総合診療科、2017年きくち総合診療クリニック開業
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000250637&id=bodyimage1】
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