マンション管理業界向け新規デジタルサービスの共同開発に関する覚書締結について

　株式会社ＮＴＴデータＮＪＫ（本社：東京都中央区、代表取締役社長：横田 武、以下「ＮＪＫ」）は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ（本社：東京都千代田区、執行役社長グループCEO：太田 純、以下、グループを総称して「SMBCグループ」）の連結子会社である株式会社三井住友銀行（本店：東京都千代田区、頭取CEO：髙島 誠、以下「三井住友銀行」）と共同開発に向けた協力覚書を2021年12月3日に締結しました。
　今後、マンション管理会社・管理組合のお客さまのデジタルトランスフォーメーション（以下「DX」）を実現する新規デジタルサービスの検討を開始いたします。

　これまでＮＪＫはマンション管理組合会計ソフト「FMS-組合会計」などを、三井住友銀行はマンション管理適正化法を踏まえたインターネットバンキングサービス「e承認サービス」などを、数多くのマンション管理会社・管理組合のお客さまにご提供してまいりました。
　しかし、マンション管理にまつわる業務には、マンション維持に関する請求書の受領、支払のための承認取得、理事長の交代に伴う各種手続きなど、書類（紙）・ハンコ・対面往訪などを必要とする業務が多く残っており、深刻化する労働力不足の解消やコロナ禍における新たな働き方を実現するためにDXを加速させていく必要性がますます高まっています。

　ＮＪＫと三井住友銀行は、会計ソフトと銀行の機能を融合する新しいデジタルサービスを共同開発することで、会計・金融それぞれの領域に留まらない利便性の高いデジタルソリューションをマンション管理業界向けに提供できるとの合意に至り、両社による具体的な検討を進めていくこととなりました。

　共同開発にあたっては、ＮＪＫが20年以上にわたり培ってきたマンション管理業務のノウハウ及びシステム開発実績と、ＳＭＢＣグループ各社が持つ各種の金融・非金融ソリューションを、最大限に活用することにより、マンション管理会社・管理組合・居住者の利便性向上と業界全体のDX推進に貢献してまいります。

　ＮＪＫではマンション管理組合会計システムのデータを活用したWebシステム「FMS-デリバリ」を開発・販売しています。この商品の特徴はシステム連携をパッケージングしたところにあり、システム間のインターフェースを構築することなく、イニシャルコストを抑えてシステムを導入することができます。一方、三井住友銀行でもマンション管理会社向けの新しいサービスを開発するための検討が本格化してきていたことから、両社の強み（アイデア・知識・技術・ノウハウ）を活かしたデジタルサービスを開発・提供するための共創プロジェクトを推進することとしました。

　ＮＪＫはＮＴＴデータグループの一員としてお客さまの「Prime Value Partner」となり、多様化する経営課題・ニーズに幅広くお応えすることで、マンション管理業界の発展に貢献してまいります。


＜本件に関するお問い合わせ先＞
株式会社ＮＴＴデータＮＪＫ
　○ニュースリリースについて
　　企画部
　　TEL：[phone]　E-mail：[e-mail]

　○製品サービスについて
　　オリジナルソリューション事業部 営業部
　　TEL：[phone]　E-mail：[e-mail]


※記載された会社名・商品名は当社ならびに各社の商標または登録商標です。
※記載された内容は予告なく変更することがあります。
※記載された内容は2021年12月現在のものです。



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