英国に本社を置き自動車技術に関する調査およびコンサルティングを手掛けるSBD Automotiveジャパン(名古屋市)では、OEM各社の自動運転機能導入に向けた総合的な進捗状況を詳細に分析したレポート「自動運転最新動向ガイド:OEMによる展開とシナリオ」を2021年9月29日に発行しました。

現在提供されているADASはその多くがSAEレベル0から2に対応した機能です。より高度な自動化レベルについては実用化を表明していたOEMも存在するものの、本格的な生産計画を明らかにしているのは数社のみです。Audiはレベル3システムを2017年式A8セダンに搭載して、レベル3を導入する初のOEMになると期待されていましたが、2020年初めに欧州で法的枠組みが整備されていないことを理由にA8にレベル3を搭載しない事を発表しました。同様に、BMWもiXモデルへのSAEレベル3のシステムの導入を見送っています。

SAEレベル3のシステムの導入には多くの課題(立法、技術、安全性の保証など)が残っており、SAEレベル3以上のシステムの大規模な導入はすぐには期待できません。業界における自動運転システムの導入は、特定の車種および国・地域に限定された控えめな動きとなる可能性が高いと見られます。

本書はOEM各社の自動運転機能導入に向けた総合的な進捗状況を詳細に分析するSBDの年次レポートです。46社のグローバルOEMの現在のADAS提供状況、業務提携や投資計画、自動運転モビリティの実証試験など複数の要素を検討しています。
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/809_21IB_J.pdf

<本書の構成>

自動運転について
・自動化レベル体系(SAEレベル)
・SAEレベル2システムのSBDによる分類
・ADAS/自動運転機能の分類
・ADAS/自動運転機能の定義

SBDの見解
・過去12カ月の動向の概要
・昨年からの大きな変更点
・SAEレベル3-4の導入予測
・2020年と比較した自動運転進捗度スコアの主な変化
・「リーダー勢」のADAS機能提供状況
・主要な「スピーディな追従勢」ADAS機能提供状況
・2021年の自動運転導入状況グラフ

OEMの詳細
・OEM各社の国内/地域内市場
・「モビリティの概要」セクション
・自動運転進捗度スコア算出基準
・OEM一覧

<本書で紹介するOEM>
Acura / Alfa Romeo / Audi / BMW / Buick / Cadillac / Chevrolet / Chrysler / Citroen /
DS Automobiles / Dodge / Fiat / Ford / Genesis / GMC / Honda / Hyundai / Infiniti /
Jaguar / Jeep / Kia / Land Rover / Lexus / Lincoln / Lucid / Mazda / Mercedes-Benz /
MINI / Mitsubishi Motors / Nissan / Opel / Peugeot / Polestar / Porsche / RAM / Renault /
Rivian / Seat / Skoda / Smart / Subaru / Suzuki / Tesla / Toyota / Volkswagen / Volvo

<レポートの詳細>
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/809_21IB_J.pdf

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SBD Automotiveジャパン
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https://www.sbdautomotive.com/ja/

【SBD Automotiveについて】
英国を本拠とする自動車技術の調査・コンサルティング会社です。1997年の創業以来、日本、欧州(英国とドイツ)、米国、中国の拠点から自動車業界に携わるクライアントをグローバルにサポートしています。
クライアントは自動車メーカー、サプライヤー、保険業界、通信業界、政府・公的機関、研究機関など自動車業界のバリューチェーン全体。調査対象エリアは欧州、北米、中国、ブラジル、インド、ロシア、東南アジアなど世界各国の市場を網羅。自動車セキュリティおよびIT、コネクテッドカー、自動運転などの分野において調査を実施、各種レポートやコンサルティングサービスを提供しています。



配信元企業:SBD Automotiveジャパン
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情報提供元: Dream News
記事名:「 OEM各社の自動運転機能導入に向けた総合的な進捗状況を詳細に分析したレポート「自動運転最新動向ガイド:OEMによる展開とシナリオ」をリリース