人々の夢を宇宙で実現させる民間宇宙サービスプラットフォームを提供する宇宙ベンチャー企業株式会社ASTRAX(アストラックス、以下 ASTRAX、本社:神奈川県鎌倉市、代表:代表取締役・民間宇宙飛行士 山崎大地)は、子供向けの世界的サンドボックスビデオゲーム「マインクラフト」を使って製作していた、スペースX社のクルードラゴンのバーチャルな宇宙船訓練シミュレーターが完成しましたのでお知らせいたします。
(画像:完成したクルードラゴンのバーチャル宇宙船訓練シミュレーター)

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ASTRAXは2021年9月15日、「マインクラフト」によって建築物を制作する高い技術を持つ大学生と共同で2021年8月20日より製作していたSpaceX(スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ、本社:米国、代表:Elon Musk)の宇宙船「クルードラゴン」の「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」を完成させました。

ASTRAXでは、2020年「マインクラフト」を利用して米国のヴァージンギャラクティック社の宇宙船「ユニティ」の内部を模擬した「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」を製作し、同年12月に東京ビッグサイトで開催された「中小企業新ものづくり・新サービス展」にて発表しました。
そのため、今回のスペースX社の宇宙船「クルードラゴン」はマインクラフトを使った「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」としては2作目となります。
(画像:1作目のユニティのバーチャル宇宙船訓練シミュレーター(左)と展示会の様子(右))

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また、弊社が運営しているASTRAX月面シティプロジェクト(月の土地を利用したビジネスコミュニティ事業)の一環で、「マインクラフト」を利用した「バーチャル月面シティ」の3Dマッピングのためのモデリングも行っており、現在製作中です。

「マインクラフト」による「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」のモデル製作の利点は、実際の宇宙船を使用したり、弊社が所有する物理的な宇宙船訓練シミュレーターを使ったり、さらには3D CADモデルやVRのように手間や労力や費用がかからず、安価に簡単にモデリングができて、さらにはオンラインでどこからでも利用することができることです。さらに、モデリング後の編集や内装の組み替えも手軽にでき、誰でも簡単に利用できるというメリットがあります。そのため、宇宙飛行に関わる事前準備や事前検証作業にかかる費用や時間や労力を大幅に削減できると考えております。さらに、「マインクラフト」は元々子供向けに作られたビデオゲーム(アプリケーション)であり、世界中の子供たちが使いこなすことができるため、子供たちへの民間宇宙開拓教育にも非常に有効なものです。

ASTRAXでは今後、弊社が製作している「マインクラフト」による「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」により、実際に宇宙船を利用して実験を行う顧客や宇宙旅行をする顧客への事前教育、宇宙で様々なミッションを行う企画などの準備作業、宇宙で実施するミッションの計画作りや事前検証、訓練やリハーサルなどに利用する予定です。

「マインクラフト」は、これからの民間宇宙船の利用において非常に低コストで簡易に事前検証が行えるツールとしてとても有効なため、ASTRAXでは今後も「マインクラフト」の様々な機能利用して「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」としての機能をアップグレードしていくとともに、実際の宇宙船訓練シミュレーターとの連携もできるようにし、さらには実際の宇宙ミッションからのフィードバックによるアップデートも施していくことにより、お客様が希望する宇宙でのミッションの成功率を常に高めためていく努力を続けてまいります。

また、ASTRAXでは、これからの宇宙旅行時代に向けて、この「マインクラフト」による「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」に加え、モックアップによる宇宙船訓練シミュレーター、宇宙船運用支援管制センターの設備、宇宙関連情報やサービスを適切に提供するためのプラットフォームや教育システムなども完備しています。これらの設備やプラットフォームを利用し、宇宙飛行ミッションや宇宙旅行者に対してのサポート事業や、人材育成、民間宇宙事業創出に関わる様々な教育訓練事業など、民間向け宇宙飛行に関わる総合的な宇宙サービスを本格的に展開していく予定です。今後、茨城県猿島郡堺町に開設したASTRAX民間宇宙事業創造教育訓練センター(略称:ASTRAX宇宙センター)を中心に、設備を利用した物理的な宇宙教育訓練や、インターネットやテレワーク環境を生かしたオンライン教育システム及びデジタル教育システムを組み合わせて、効率よく民間宇宙開拓を行なっていきます。

【マインクラフトとは】
マインクラフトは、2011年にリリースされたサンドボックスビデオゲームです。ブロックを設置して建築したり、サバイバルをするゲームで、世界中にユーザーがおり、年代を問わず楽しまれています。詳細はこちらのURLを参照ください。
https://www.minecraft.net/ja-jp
(Image Credit:日本マイクロソフト株式会社)

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【ASTRAX民間宇宙事業創造教育訓練センターとは】
ASTRAXは、これからの民間人による宇宙旅行産業の発展に向けて、宇宙船訓練シミュレーターに加え、海外の民間宇宙船の搭乗者を支援するための運用支援管制センターも完備しています。そしてこの民間宇宙船運用支援管制センターと、民間宇宙船訓練シミュレーターを連動させることで、宇宙船搭乗者(宇宙旅行者、民間宇宙飛行士、宇宙フライトアテンダントなど)が宇宙で行う様々なミッションやサービスについて、準備段階からしっかりと教育、訓練、サポートしていきます。 また、これらの設備やプラットフォームを利用し、まだこの世にない全く新しい民間宇宙事業の創出や、それらに関わるユニバーサル人材育成、子供や学生への民間宇宙教育、宇宙体験機会の提供、宇宙関連イベントの開催など、民間企業としてこれからの宇宙産業の発展に本格的に貢献していくことを目指して活動しています。 そして、それらの活動を本格化していくため、2021年7月には、茨城県猿島郡境町にASTRAX民間宇宙事業創造教育訓練センター(略称:ASTRAX宇宙センター)を開設しました。 世界の民間宇宙飛行産業の動向と発展に合わせ、同センターの設備や機能を拡充させていきます。 さらに、ASTRAXがこれまで16年間培ってきた宇宙ビジネスネットワークを利用して、このASTRAX宇宙センターを世界中の民間宇宙関連施設と接続し、多彩な宇宙教育や宇宙飛行訓練が行えるようにしていく予定です。
詳細は以下のプレスリリースをご参照ください。 https://www.dreamnews.jp/press/0000240882/

【クルードラゴンの実機打上げ】
早速、SpaceXの宇宙船「クルードラゴン」が現地時間の2021年9月15日夜(日本時間の2021年9月16日朝)に「インスピレーション4」ミッションとして、世界初の民間人のみを乗せた打ち上げに成功いたしました。ASTRAXではその打ち上げに合わせて、オンラインライイブ配信にて独自の打上げ解説鑑賞イベントを開催し、打上げ成功を祝いました。今後、今回製作した「マインクラフト」によるバーチャル宇宙船訓練シミュレーターにもこのような打上げをシミュレートする機能を追加し、実際の打上げからミッション終了までのシナリオに合わせた変更が行えるようにし、毎回のミッション結果をフィードバックすることで「マインクラフトモデルの精度を上げていく予定です。
(Image Credit:Inspiration4)

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「宇宙といえばASTRAX!」
ASTRAXは、今後も人類全体の経済圏(生活圏)を宇宙に拡大させるとともに、地球上の生活環境の改善や向上を目指し、民間の力で宇宙サービスを提供してまいります。

【ASTRAX会社概要】
会社名:株式会社ASTRAX
代表者:代表取締役・民間宇宙飛行士 山崎大地
所在地:神奈川県鎌倉市
URL:https://astrax.space
事業内容:民間宇宙開拓事業全般及び宇宙サービスプラットフォームの提供

【本件に関するお問い合わせ】
会社名:株式会社ASTRAX
担当者:CEO秘書・星エリカ
E-Mail:erica.hoshi@astrax.space



配信元企業:株式会社ASTRAX
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情報提供元: Dream News
記事名:「 民間宇宙旅行時代到来!ASTRAXが「マインクラフト」を利用して製作していたスペースXの宇宙船「クルードラゴン」の「バーチャル宇宙船訓練シミュレーター」が完成!