しかし、本カリキュラムを履修した学生が卒業するのは2025年以降となり、喫緊のデータサイエンティスト不足の解消のためにはさらなる施策が求められています。即ち、現役のIT実務家に対するデータサイエンス教育と資格認定の整備が必要です。そこで当会では、高度IT人材を対象とするCITP(Certified IT Professional)資格制度の企業認定において、データサイエンティスト(ITSSレベル4相当)に対してITSS+を参照した審査基準を定め、資格認定の拡充を図りました。
今後も当会は継続して、初等教育から専門人材に至る系統的なDS人材の育成および育成/評価の枠組みを海外の団体とも連携して構築してまいります。その検討状況をIFIP60周年記念イベントのDS教育とDS資格の連携をテーマとしたセッションにてACMやEdison Data Science Project、ICCP (Institute for Certification of Computing Professionals) のキーマンとディスカッションする予定です(日本時間9月27日, 詳細以下)。 https://ifip.org/jubilee60/?r=event3