ジンコソーラー、次世代の620 WのN型TOPCon技術高効率太陽光パネルが量産実現

2021年8月25日、ジンコソーラーは N 型 TOPCon（量産型トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト）技術によって製造された太陽光パネルは、 2020 年下半期に量産を実現し、生産能力は 2021 年に大幅に増加する予測。

N型TOPCon技術は性能、出力、エネルギー密度と信頼性の面では更に強化した。単結晶 PERCと比べ、N型TOPConの太陽電池のセルの効率では約5%-6%向上し、発電性能では3%以上向上した。既に量産化に成功したジンコソーラーTiger Neo（n型TOPConの両面発電モジュール）は、定格出力が620 Wに達し、182 mm角の結晶シリコンを採用し、16BB及びハーフカット技術を結合することによって、内部抵抗による損失を低減し、太陽光パネルの効率が22.18%に達した。1 GWの N型TOPConの良品率は98%に達するものになる。LIDとLeTIDが最適化されたため、ジンコソーラーは業界トップクラスの30年のリニア出力保証と12年の製品保証を提供し、初年度1%の年劣化率を保証する。Tiger Neo太陽光パネル（N型TOPCon）の温度係数は - 0.30%/ ℃で、P型は-0.35%/ ℃であるため、高温環境下で、N型TOPConの太陽光パネルは発電性能の優位性が際立たせることになり、発電効率はP型の両面発電モジュールより3%高い。

N型TOPCon技術を用いた太陽光パネルの最高出力は620 Wに達成できて、同じ規格のP型モジュールをはるかに超えた一方、効率と信頼性の面では、住宅用と業務用（C&I）ルーフトップ太陽光発電プロジェクトに向けた理想的なオプションになる。

ジンコソーラー首席科学顧問の金浩博士は「コスト削減と生産性向上により、N型TOPCon技術は単結晶PERCあとに続く主流技術になるだろう」と話した。ジンコソーラーはN 型 TOPCon技術を高性能太陽光パネルに用いて、次世代製品をより効率的、より高い両面発電係数（表面に対する裏面の変換効率比）、より低いLOCEを持たせる計画である。ジンコソーラーは引き続きN 型 TOPCon技術のプロセスで、バッテリープレートの量産を実現した。ジンコソーラーは長年にわたってプロセスの継続的な改善と最適化を取り組んで、現在、江西省上饒市と浙江省海寧市に位置した2つの工場はすでにN 型 TOPConセルを採用し、量産化のプロセスを推進している。

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ジンコソーラー（JinkoSolar Holding Co., Ltd.）について：
ジンコソーラー（NYSE: JKS）は太陽光発電産業のグローバルリーダーです。ジンコソーラーは中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦（UAE）、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、その他の諸国地域にあるさまざまな公益、商業、居住区顧客基盤に対し、自社ソーラー製品を供給し、自社ソリューションとサービスを提供、販売。2021年3月31日において、ジンコソーラーのシリコンウェーハの生産能力が約22GW、太陽電池が11.5GW、太陽光発電モジュールが31GW となりました。

ジンコソーラーは世界で7ヶ所の生産拠点があり、日本（2）、韓国、ベトナム、インド、トルコ、ドイツ、イタリア、スイス、アメリカ、メキシコ、ブラジル、チリ、オーストラリア15の海外子会社を持ち、販売チームは中国、イギリス、フランス、スペイン、ブルガリア、ギリシャ、ウクライナ、ヨルダン、ウジアラビア、チュニジア、モロッコ、ケニア、南アフリカ、コスタリカ、コロンビア、パナマ、カザフスタン、マレーシア、ミャンマー、スリランカ、タイ、タイ、ポーランドとアルゼンチンとに広がって、従業員が1万5,000人以上を雇用している。

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