「H.E.L.P. in Tokyo」とは 赤十字国際委員会(ICRC)・日本赤十字社・日本赤十字看護大学の共同企画により、世界8か国で展開されている研修プログラム「H.E.L.P. Course」を日本で開催するものです。
「H.E.L.P. Course」とは 緊急時の人道的支援提供を専門化し、また救援活動で求められる倫理的規範、人道的原則を普及する目的で、1986年、世界保健機関(WHO)、ジュネーブ大学の協力のもと、赤十字国際委員会(International Committee of the Red Cross(ICRC))によって開発されました。自然災害や紛争などの被災地でおこなう人道援助に必要とされる知識、倫理的行動規範を学び、問題解決のための知見や判断力の修得を目指す研修プログラムとなっています。専門家による講義とあわせ、状況分析やグループ・ディスカッションに重点を置いた、課題解決、参加型のプログラムであることが特徴です。現在はICRCと各国の学術機関、WHO、赤十字・赤新月社が連携し、アメリカ、イラン、インド、キューバ、スイス、ベナン、レバノン、日本で展開されています。