OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎、以下オープンテキスト)は本日、コロンビアの国営インフラ開発銀行のFinanciera de Desarrollo Nacional(FDN)が、「OpenText(TM) Extended ECM for SAP(R) Solutions」を活用して、契約や請求に関わるプロセスを大幅に改善し、コンプライアンスやリスク管理、経営効率も改善していることを発表しました。
FDNのオペレーション担当バイスプレジデントであるRoberto Sanz de Santamaria氏は、次のように述べています。「サプライヤー契約書の作成には、多くの利害関係者、バージョン、レビューが関わっており、完了には最長6カ月を要することもありました。オープンテキストのソリューションにより、こうしたプロセスを合理化した結果、作成期間は5日間に短縮され、大幅な効率化が得られました。プロセスを自動化して以降、リクエストの作成に要する時間は45%削減されています。」
FDNは、コロンビアの道路、航空、沿岸、海洋、エネルギーのインフラに加えて、教育や医療といった社会インフラにも融資を行う企業です。大規模プロジェクトの資金需要の増大に対応するため、同社では、既に導入しているSAP(R) ERPシステムと連携が可能で、インテリジェント・オートメーション機能を搭載し、コンプライアンスも強化してくれる情報管理ソリューションが必要でした。FDNのこうした要件を満たしたのが、OpenText Extended ECM for SAP Solutionsでした。
上述のSantamaria氏はさらに、次のように述べています。「あらゆる融資処理と契約文書業務にオープンテキストを活用しSAP内から直接アクセスできるようになったことで、従業員は必要な情報をいつでもどこでも容易に見つけられます。紙の書類への依存度は53%減少したため、組織のデジタル化をさらに推し進めると同時に、昨年のパンデミック発生時には、従業員をリモートワークに移行させることができました。」 OpenText Extended ECM for SAP Solutionsは、規制の厳しい業界で事業を展開する企業を対象に、データのプライバシー、保持、文書化の要件への対応に必要な情報ガバナンスを強化し、ビジネスプロセス全体で情報の管理、整理、共有に費やされる時間と労力を削減できます。