近年、サプライチェーン全体の中でセキュリティ対策が脆弱な企業を狙ったサイバー攻撃が増加しております。特に、中小企業においては、セキュリティに対する知見や専門人材が不足していることから適切な対策・対応ができず、サプライチェーンでつながっている大企業を含む他の企業にまで被害が拡大するケースが増加しております。 IPAでは、これらの被害拡大を抑制するため、2019年度及び2020年度に「中小企業向けサイバーセキュリティ事後対応支援実証事業」(以下、「実証事業」)を実施し、トラブル相談窓口や、サイバー攻撃に遭った際の事後対応支援サービス等、中小企業向けのセキュリティ対策支援体制の構築に努めております。 こうしたなか、デジタルハーツは、2019年度及び2020年度に、宮城県・福島県・岩手県における実証事業を担当し、「中小企業サイバーセキュリティお助け隊 in 東北」として担当地域におけるセキュリティ対策の実態や課題等を調査いたしました。その結果、セキュリティ人材や知見が不足しているだけではなく、中小企業の会社規模にあったセキュリティ製品・サービスがないといった課題が明らかとなりました。このため、デジタルハーツでは、小規模なアカウント数から契約ができるEDR監視運用サービス「ミハルとマモル」を2021年7月から提供することといたしました。なお、本サービスは、IPAが定める「サイバーセキュリティお助け隊サービス」の基準を充足するものとして認定を受けております。
Point 1 従業員のPCにインストールするだけ!リモートでサイバー攻撃を監視・防御します。 お客様側で行って頂く作業は、当社指定のソフトウェアのインストールのみです(有償によるサポートあり)。悪意のあるプログラム(ランサムウェア等)の実行防止や、外部との悪意あるネットワーク通信を自動で検知・ブロックします。また、万が一保護が突破された場合でもデバイスを隔離し、感染拡大を防ぎます。
Point 2 何かあったらすぐにお助け!サイバー保険がついています。 本サービスにはサイバー保険が付帯しており、事故対応特別費用(調査/対応/事態収拾/復旧/再発防止)、サイバーインシデント対応費用(初動/早期発見・早期復旧)をカバーいたします(年間上限200万円)。万が一のことがあっても、お客様側は追加の費用負担無しで専門的なサポートを受けることができます。
Point 3 「DH Dashboard」から状況確認!困ったことがあればいつでも相談できます。 ご契約者様専用のダッシュボードから、月次レポートをお知らせします。同ダッシュボードでは、最新のセキュリティニュースや各社がセキュリティ対策にどう取り組んでいるのか等の情報も知ることが出来ます。また、何か困ったことがあれば、問い合わせ窓口からいつでも質問を送ることが可能です。