書籍の要約文をアプリで配信する、ITベンチャーの(株)フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 大賀康史)は、提供する要約サービス「flier(フライヤー)」のユーザー閲覧数から導き出した、2021年上半期ビジネス書人気ランキングTOP10を発表しました。

1位に輝いたのは、新刊ではなくロングセラーの『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(塚本亮著、明日香出版社)。同書を筆頭に、トップ3は発売から3~4年経つ本が独占する結果となりました。

ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は、2020年12月1日~2021年5月31日です。

また、昨年に引き続き、今回の上半期ランキングと連動した書店フェアを、イオングループの「未来屋書店」と組んで、全国33都道府県の計100店舗で開催します。

「ネットとリアル書店の融合」をテーマに、当社と書店が連携した企画です。各書籍のPOPに付けたQRコードをスマートフォンで読み取れば、通常は有料の要約文を、どなたでも無料で「立ち読み」できます。本の大筋を捉えてもらうことで、来店者の興味を高め、“今出会うべき本”を選べる仕組みです。2021年7月10日(土)から各店で順次開始し、9月9日(木)まで行う予定です。

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【フライヤー編集部のコメント】
販売から3年以上のロングセラー本がTOP3を独占!注目テーマは「習慣のアップデート」

2021年上半期、flier(フライヤー)で最も読まれたのは『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』でした!
今年の上半期ランキングでは、ロングセラーが上位を占める結果となりました。トップ3は2017~18年刊行の書籍で、トレンドをキャッチできる新刊に限らず、既刊のロングセラーも多くの読者に届いていることがわかります。flierでは引き続き、既刊本の新たな読者層の開拓にも力を入れていきます。

ベスト10のラインナップを見てみると、そこに求められているのは「習慣のアップデート」ではないかと思います。コロナ禍において、仕事でもプライベートでもニューノーマルが常態化してきて、それに対応するためにこれまでの自分とは違うスタイルを確立したいと考えている方が増えているのかもしれません。

第1位『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』は、ダメな自分を責める前に「やれる人」は一体どのようなルールで動いているのかを知るところからスタートできる本です。できない自分を、できる人の習慣で上書きアップデートしてしまいましょう。何事も最初の一歩を踏み出すのには力がいりますが、自然と動けるようになるうえに、モチベーションを高めていける方法を伝授してくれます。

第2位の『人生を変えるモーニングメソッド』は、毎日やってくる朝の過ごし方をアップデートするのにぴったり。朝のちょっとした時間の過ごし方を工夫するだけで、人生自体を好転させていこうというものです。長く付き合ってきた自分の癖を変えるのはなかなか大変ですが、本書では新しい習慣の身に付け方まで指南してくれています。その「かゆいところに手が届く」点が、より共感をよんでいるのかもしれません。

第3位『学びを結果に変える アウトプット大全』は、2019年にはフライヤー年間ランキング1位、2020年も5位にランクインしているベストセラーです。アウトプットによる自己成長を促す本書は、情報過多の現代でいかにアウトプット力をつけることが大切か教えてくれます。成長へのキーとなる「言葉の習慣」をアップデートし、情報に負けない自分をつくっていきましょう。

そのほかにも、2021年のビジネス書グランプリで総合2位、ビジネス実務部門の部門賞を獲得した『本当の自由を手に入れる お金の大学』など、話題書も多数入っています。

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ランキング1位を獲得
『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』 著者塚本亮 コメント

この度は2021年上半期のランキングにおいて1位をいただくことができ、大変光栄に思います。2017年に出版した本書ですが、これまでたくさんの方にご支持いただき、感謝の言葉もありません。

コロナ禍によりリモートワークや自宅学習をされる方が増えました。これまで以上に自己管理能力が求められることも、「すぐやる」ニーズに繋がっているのかもしれません。

良い習慣は行動を変えることから始まります。人間だからやる気がある時とない時、必ずムラがあります。
やる気が出ない時に精神論に頼るのではなく、うまく自分を仕組みで動かす。環境や感情をコントロールすることでそれは誰にでもできます。

本書がみなさんの自己実現のきっかけとなれば著者冥利につきます。この度は本当にありがとうございます!

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〈フライヤーについて〉
累計会員数82万人突破、2年前の2倍強と近年急成長、法人契約も好調
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、書籍要約サービス「フライヤー」
要約は2400冊越え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役

(株)フライヤーは、本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。
最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通していただくことで、高品質なサービスを提供しています。

要約の文字量は4000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。「フライヤー」には、新刊(掲載書籍の9割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップ。現在2400冊超(2021.5)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。

サービスは、出版社や書店からも好評です。
要約を読み終えた人の15~20%がアマゾンなどのECサイトへアクセスします。多くの出版社から「書籍の売り上げが上がった」「増刷になった」といった評価を得ています。

書店チェーンの「未来屋書店」(イオングループ)では、書籍のPOPに付くQRコードから、フライヤー内の要約ページを“立ち読み”できる施策を展開し、対象書籍の売り上げを伸ばしています。この実績が評価され、大手書店と「フライヤー棚」を設置したフェアを協業しています。

利用者は、通勤や休憩時といったスキマ時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたい知的好奇心の旺盛なビジネスパーソンです。

最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けています。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなど、新たな施策も好調です。

要約書籍の冊数増とともに、累計会員数もサービス開始から右肩上がりで、現在の同会員数は2年前の2倍強(前年比も1.5倍)と近年急拡大。法人契約社数も好調で、2年前の3倍強の増加率で急伸しています。
今後は、2021年5月に82万人に達した個人と法人を合算した累計会員数を、2022年中に120万人超まで引き上げたい考えです。

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配信元企業:株式会社フライヤー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 2021年上半期ビジネス書のユーザー閲覧数トップ10を発表!ロングセラー本がTOP3を独占!共通テーマは「習慣のアップデート」トップ10の要約を“立ち読み”できるフェアを全国100のイオン系書店で開催