品川区(区長:濱野 健)が後援する地域イベント『第33回しながわ夢さん橋2020』が2020年10月11日(日)に品川区・大崎駅周辺にて開催されました。
※10月10日(土)の開催は悪天候のため、大崎ニューシティ内「O美術館」展示を除き中止されました

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「コロナ禍で大きなダメージを受けている地域経済や、地元の人々を励ましたい」と開催を決意
 『しながわ夢さん橋』は、地元の商店会や住民、企業による手作りの地域イベントとして、33年間に渡り開催されています。
 今は周辺の再開発も進み、東京の主要ターミナルの1つである大崎駅ですが、当時は乗降客数も少ないマイナーな駅でした。大崎で生まれ育ち、大崎で飲食店を営む綱嶋信一(つなしま・のぶかず)さん(71歳)は、「もっと大崎を盛り上げたい、大崎から発信したい」と考え、ひとりで区や町内会、商工会、JRなどの地元関係者を説得して周り、1987年に『第1回しながわ夢さん橋』を開催しました。
 それから33年間、いまや『しながわ夢さん橋』は、約7万人(2018年実績)の来場者を迎える大型イベントに成長しました。しかし今でも変わらず外部制作会社などは入れずに、信一さんが実行委員長を務め、地元住民や商店、企業など“地域による地域のための手作りイベント”として運営されています。

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 今年は新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントが中止となりました。『しながわ夢さん橋』も実施を慎重に検討しましたが、『ひと、まち、企業が奏でるシンフォニー』をテーマに地元で長く親しまれている『しながわ夢さん橋』の火を絶やさず、今回のコロナ禍で大ダメージを受けている地元商店や長引く自粛に心塞ぐ住民を、少しでも元気づけることができればとの想いから、行政や出店者の皆さまとの調整を綿密に行い、規模を大幅に縮小しての開催を決定しました。

親子2代で紡ぐ「まちづくり」 今年は地方からのリモート出店も実施
 イベント『しながわ夢さん橋』は、今年で71歳を迎えた信一さんが、いまも実行委員長として全ての運営を取り仕切っています。そんな信一さんをサポートするのは、息子の竜太さん。竜太さんは事務局として、しながわ夢さん橋実行委員会に加わり、親子2代でのまちづくりに励んでいます。
 33年前、小学生のころに始まった『しながわ夢さん橋』を自然に手伝うようになった竜太さんは、社会人になってからは運営から離れていましたが、転職を機に大崎のまちづくり会社で働く事になり、たまたまそこがイベント事務局を担っていたことから再びイベントに関わるようになりました。

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 今年の『しながわ夢さん橋』は、感染対策の中での実施という今までにない試みとなりました。行政の定めたガイドライン下でのソーシャルディスタンス配慮、飲食ブースや休憩スペースなどの廃止などの感染防止を徹底。来場せずとも雰囲気を楽しめるオンライン生配信、毎年イベントの目玉企画である大崎から貸し切りで山手線を走らせる『ノンストップ山手線』も、空気清浄機が搭載された山手線新型車両を使用し、乗車定員数を半減するなどクラスター対策を行いました。
 そんな中、コロナ禍ならではの新しい試みも行われました。鹿児島大崎町から「リモート出店」として会場テントにはパソコン、モニター、マイク、スピーカーを設置し、テントには陳列&レジ係のみ常駐し出店者は地元から画面を通じた接客を行い好評のうちに終了しました。(協力:大崎二十四節季祭@椋本設計(株))
 事務局の竜太さんは、「遠く離れた町からでも出店できるこの方式は、ニューノーマル時代のイベントにおける新たな出店のかたちとして、今後も取り組んでいきたい」と考えています。

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 これからも『しながわ夢さん橋』は、地域の住人や店舗、企業の想いを届けるべく、街からの発信を続けてまいります。

第33回しながわ夢さん橋2020 実施概要
開催: 2020年10月11日(日) ※10日の開催は悪天候のためO美術館を除き中止
時間: 11:00~16:00
会場: JR大崎駅南口東西自由通路(夢さん橋)/ O美術館 / ThinkParkArena
オフィシャルHP: http://www.shinagawa-yume.com/index.html
主催: しながわ夢さん橋実行委員会 TEL 03-5719-0520(大崎エリアマネージメント内)

本情報に関するお問い合わせ
株式会社ネタもと(※品川区情報発信事業受託事業者)
電話:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788 メール:pr@netamoto.co.jp
担当:黒田(携帯080-4900-7949)



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情報提供元: Dream News
記事名:「 「地元を元気にしたい」の想いで始まり33年『しながわ夢さん橋2020』今年も実施 新たな試みとして、地方からの“リモート出店”も好評のうち終了