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株式会社パテント・リザルトは7月22日、独自に分類した遊技機業界の企業を対象に、2019年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「遊技機業界 他社牽制力ランキング2019」をまとめました。この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2019年に最も引用された企業トップ3はSANKYO、次いで京楽産業、サミーとなりました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000216965&id=bodyimage1】
1位 SANKYOの最も引用された特許は「遊技媒体を可変入賞装置の入賞領域に入賞させ易くする技術」で、大一商会の9件、ユニバーサルエンターテインメントの3件など合計20件の審査過程で引用されています。このほかには「所定の演出が自動的に実行されることを容易に認識可能とする遊技機」に関する技術などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2019年にSANNKYOの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は、三洋物産(320件)、次いで大一商会(315件)、ニューギン(305件)となっています。
2位 京楽産業の最も引用された特許は「音声演出を工夫した遊技機」に関する技術で、大一商会の41件、ソフィアの1件の計42件の審査過程において引用されています。このほかには「複数の可動役物を安定して運用する遊技機」に関する技術や「より斬新な保留変化予告演出を実行できる遊技機」に関する技術などが、引用された件数の多い特許として挙げられます。
2019年に京楽産業の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は、SANKYO(669件)、次いで大一商会(310件)、三洋物産(206件)となっています。
3位 サミーの最も引用された特許は「入賞しやすい状態が過度に継続しないようにしつつ、入賞しやすさを変化させやすくする技術」で、オリンピアの「遊技に多様性を有し遊技者の遊技に対する興趣を向上させることができる遊技機」関連特許など、計14件の審査過程において引用されています。
2019年にサミーの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はSANKYO(386件)で、三洋物産(202件)、大一商会(156件)と続いています。
そのほか、4位のソフィアは「操作演出に継続的な興味を抱かせる遊技機」が、5位のユニバーサルエンターテインメントは「表示装置から発生する熱による弾球遊技機の故障を防止する技術」が、最も引用された特許として挙げられます。
【ランキングの集計対象について】
日本特許庁に特許出願され、2019年12月までに公開されたすべての特許のうち、2019年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2020年5月29日の時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
また弊社では、本ランキングの詳細データを下記の通り販売しています。
【遊技機業界 他社牽制力ランキング2019 ご提供データ】
納品物:以下のデータを収納したCD-ROM
1)ランキングトップ30社
遊技機業界の被引用件数上位30社のランキング
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【本件に関するお問い合せ先】
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580
Fax:03-5802-8271
ホームページURL https://www.patentresult.co.jp/
配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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