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アメリカ大豆輸出協会(USSEC、本部:米国ミズーリ州チェスタフィールド市、日本事務所:東京都港区)は、2019年12月13日、「アメリカ大豆サステナビリティ アンバサダーアワード2019」の贈呈式イベントを、ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂(東京都港区)で開催しました。
本アワードは、日本一の豆腐、納豆を審査する「第5回全国豆腐品評会」(主催:全国豆腐連合会、開催:2019年10月2日)、「第24回 全国納豆鑑評会」(主催:全国納豆協同組合連合会、2019年2月22日)において、「地球に優しい米国産大豆を使用していることの証明書を取得している、分別生産管理された食品大豆」を使用して作られた優秀製品にUSSECが授与するものです。今年度、豆腐部門ではさとの雪食品(株)(徳島県鳴門市)/四国化工機(株)(徳島県板野郡)の『こくとろ。』が、納豆部門では(株)小杉食品(三重県桑名市)の『おちびさん つゆだく」がそれぞれ受賞し、記念トロフィーとピンバッヂのほかサステナビリティ米国視察招待券が授与されました。
当日会場には、豆腐、納豆、両業界団体の関係者のほか、受賞した食品メーカーへ原料大豆を提供している生産者/サプライヤー、商社関係者も参加。サステナブルなサプライチェーンを構築するメンバーが揃った形で両社を祝福しました。また、贈呈式後の懇親会では、受賞作品を使用した特別メニューとして、「シュリンプカクテル用 豆腐カクテルソース」、「豆腐のシーザードレッシング」、「納豆とチーズのナチョス」などが提供されました。
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米国では80年以上にわたり環境へ配慮した大豆農法が営まれています。USSECでは2013年に「サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)」を開発。日本で多くの大豆加工食品に米国大豆が使用される中、米国大豆の安心・安全で持続可能性に配慮した流通の理解促進に取り組んでいます。その結果、2019年11月現在、日本に輸出された米国大豆(2018年度産)の3分の1がSSAP認証付の出荷となっており、認証ロゴを商品パッケージに印刷して、販促活動に取り組むメーカーも増加。現在、日本国内外では認証ロゴのついた製品は、300品以上流通しています。そのほか、USSECでは今年から「US SOYサステナビリティ特別表彰」制度を新設。認証ロゴを、特に積極的かつ創造的に日本市場で活用する企業に対して表彰する制度をスタートしました。また、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会では、持続可能性に配慮した食品等の調達プログラムを発表していますが、USSECでもSSAPを自主的に申請。2018年5月、同委員会より承認を得ました。
USSECでは、今後も日本の食品メーカーの皆様との強固なパートナーシップのもと、安心・安全な大豆の流通・提供を通じて、日本の伝統食である豆腐と納豆の文化を、世界そして未来へとつなげていくために貢献してまいります。
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■主催者祝辞(USSEC北アジア地区 代表 ロズ・リーク)
「この度、米国大豆のサステナブル認証、SSAPを受けた大豆を使用して、高品質な大豆商品を製造していただいた、さとの雪食品様、小杉食品様に改めて感謝いたします。日本は分別流通された大豆の世界最大の市場です。2018年、その数量は100万トンを超え、うち36万4,000トンが米国から供給されており、米国の単一品種の輸出は2012年比で53%増加しています。100万トンを超える日本の食品大豆市場のうち、豆腐用の大豆が最も大きな比率で52%以上を占めており、その中の41%以上が米国から供給されています。また、日本で作られる納豆の原料のうち70%は米国から供給されています。こうした強固なパートナーシップを納豆、豆腐両分野において維持しつづけていることを嬉しく思います。USSECでは、サステナビリティを非常に重視しており、会議やイベントでもその重要性を強調しています。SSAPのロゴを使うことで、皆様の会社の持続可能性への取り組み、CSRやより良い未来への取り組みを消費者に対して伝えることができるでしょう」
■来賓祝辞(アメリカ大使館 農産物貿易事務所 所長 モーガン・パーキンズ 氏)
「受賞した製品は、日本の最高品質の豆腐、納豆の中から選ばれ、多くの米国大豆を使用していると伺っています。米国大豆の品質を信頼して優れた製品を作っていただきました、さとの雪食品様、小杉食品様には心より感謝申し上げます。日本は米国大豆にとって非常に重要な市場です。日米間の大豆貿易の重要性を鑑みて、今後も引き続き全国納豆鑑評会および全国豆腐品評会における「アメリカ大豆サステナビリティ アンバサダーアワード」の表彰を通じて、これらイベントを支援してまいります」
■来賓祝辞(全国納豆協同組合連合会 会長 野呂剛弘 氏)
「納豆連では2019年9月、第3回納豆サミット参加のために訪米し、ノースダコタ州ファーゴで大豆生産者や研究者、ブリーダーと価値のあるミーティングの場を持ちました。大規模な大豆農場や最新の機械が導入された選別工場なども見学し、整然と業務が行なわれている様子が伺えました。地球環境が我々の子孫の世代の長期にわたる幸福に影響を与えることを知っています。そんな時代の中で、一次産品が安全で継続性のある手順に従って栽培され、認証プログラムが大規模に展開されていることに大きな意味を感じます」
■来賓祝辞(全国豆腐連合会 理事 大石眞太郎 氏)
「USSECと全豆連は、日本事務所開設以来、60年以上のパートナーシップを維持し続けています。日本の豆腐業界に多大な貢献をしていただいており、改めて感謝いたします。この度、豆腐部門で受賞された、さとの雪食品様におかれましては、本日の喜びを糧にさらなる飛躍をされ、より多くの米国大豆を利用されることを期待します」
■受賞者挨拶(さとの雪食品株式会社 常務取締役 村尾誠 氏)
「我々の豆腐づくりは、大豆と水、凝固剤だけのシンプルなつくりであるため、大豆の品質がとても重要です。今回の受賞は、高品質な大豆を安定供給していただいている生産者、サプライヤーの皆様のおかげといっても過言ではありません。健康効果もあり、今世界中の人々が大豆に大きな期待を寄せています。大豆は我々の健康を守るだけではなく、地球環境をも守る力があります。サステナブルな農法で栽培された米国大豆が、人間が直接食料として摂取することで、人類の健康は改善され、同時に地球温暖化の速度を緩やかにすることができると思います。我々は、豆腐や大豆食品を通じて、これからも皆様の健康と持続可能な社会の実現に貢献してまいります」
■受賞者挨拶(株式会社小杉食品 代表取締役 小杉悟 氏)
「日本のスーパーなどで販売されている納豆の多くは米国大豆を使用して製造されていますが、当社では以前から、鑑評会において『アメリカ大豆サステナビリティ アンバサダーアワード』受賞を目標に取り組んでまいりました。我々の暮らす地球環境が、永く健康な状態を保つために、我々はまず自分のできることから取り組まなければならないと考えており、SSAPはまさしくこの活動の一つだと考えています。そんな中で、今回の受賞は注目されるところだと思います。今後はこの賞の名に恥じないように、さらに安全・安心で美味しい納豆、サステナブル認証大豆を使って地球にやさしい活動を続けていけたらと考えています」
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<アメリカ大豆輸出協会について>
アメリカ大豆輸出協会 (USSEC) は大豆生産者、関連団体、政府機関とのパートナーシップを通じ、世界80ヶ国以上でアメリカ大豆と大豆製品の市場拡大や輸出プロモーションをおこなっているダイナミックなマーケティング機関です。日本事務所 (港区) は初の海外オフィスとして1956年に設立され、今年で63周年目を迎えます。現在オフィスは日本、韓国の北アジア地域の管轄内にあり、各国と連携しながらローカルかつグローバルな活動を目指しています。情報提供、海外視察、コンファレンス開催や業界とのコラボなどを通じ米国大豆の普及および大豆製品の需要喚起活動を行っています。近年はサステナビリティに関する情報発信に力を入れています。
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配信元企業:アメリカ大豆輸出協会
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