2019年10月より消費税が8%から10%に引き上げられるのは周知のこと。消費の冷え込みを避けたい政府は、10月以降の支払いを“キャッシュレス化”することで、その決済金額の一部(2~5%)をポイント還元する策を打ち出しました。株式会社スマート・ソリューション・テクノロジー(本社:東京都新宿区/代表:山川進)が運営する、より快適なスマートフォンライフを創造するために研究・調査しているスマートサウンド・ラボ(以下、SSL)は、消費増税を間近に控えた9月初旬に『10%増税でのキャッシュレス決済促進に関するアンケート調査』を全国の10代~60代の男女206人を対象に実施し、この『ポイント還元策』についてどう思っているのか、消費者の本音を探りました。調査結果を2019年9月27日に公開します。

「ポイント還元策」は「良いアイデア」が全体の半数に迫る!
【今回のアイデア「増税を機に、キャッシュレスによる支払いを浸透させるために、支払いの増税分をキャッシュバック・ポイントで還元する」は良いアイデアだと思いますか?】と聞いたところ、一番多かった回答が「良いアイデアだと思う」で全体の43.2%に及びました。反対に「悪いアイデアだと思う」と回答した人は11.7%と一番少なく、「どちらともいえない」が42.2%という結果になりました。

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「良いアイデアだと思う」、「悪いアイデアだと思う」と回答した人を年代別で見てみると、「良いアイデアだと思う」と回答した人は、若干20~30代に多く見られるものの、さほど顕著でもなく全年代が好意的に思っていることがわかりました。「悪いアイデアだと思う」と回答したうちの半数は50代以上でした。

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キャッシュレス化は浸透する? 現実と消費者の意識に生まれる溝
前問の【今回のアイデア「増税を機に、キャッシュレスによる支払いを浸透させるため、支払いの増税分をキャッシュバック・ポイント還元する」で日本におけるキャッシュレス化は浸透すると思いますか?】の問いに、「浸透すると思う」と回答した人は全体の36.7%で一番多く、「わからない」と回答した人は35%、「浸透しないと思う」28.6%と続きました。それぞれがほぼ横ばいと結果に。

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「浸透すると思う」と回答した理由として一番多かったのが、「お得だから。使わないと損だから」で、「浸透しないと思う」と回答した理由として多かったのが「高齢者は使えないと思う」「現金主義者が多いから」という結果になりました。この結果を受け、SSL所長の安田は「キャッシュレスはすでに浸透し、日常的に現金よりキャッシュレスで支払っているキャッシュレス派は現金派の3倍であることがわかりました。しかし実際には『まだキャッシュレスは浸透していない』、または『浸透するかわからない』と思っている人が多いことがわかります。キャッシュレスで支払える場所がまだまだ限定されていることが消費者にそう思わせる要因の一つでしょう。インフラが整わない背景には手数料の問題が避けては通れません」と話します。

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【10%増税でのキャッシュレス決済促進に関するアンケート調査】
調査主体:SMART SOUND LAB
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:日本全国の10代~60代の男女206人
調査時期:2019年9月2日~3日
※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。



配信元企業:株式会社スマート・ソリューション・テクノロジー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 「増税時のポイント還元」は「良いアイデア?」「キャッシュレスは浸透する?」  調査で明らかになった「現実と消費者の意識に生まれる溝」