スクーバダイビングの教育機関である株式会社パディ・アジア・パシフィック・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中野龍男)の旅行セクションが取り扱っている、ブランクが空いたダイバー向けプログラム『リフレッシュダイビング』の2019年1月~4月の申込者数が昨年同期間の約1.5倍(157%)に増加しました。

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■子育てが一段落した“バブル世代”のダイバー回帰で人気再燃の兆し
 『リフレッシュダイビング』は、ブランクが空いたダイバー向けの復帰プログラムです。当社では、『リフレッシュダイビング』の申込者数が増加しているのは、結婚や子育てなどで一度スクーバダイビングから離れた“バブル世代”(現50~55歳)がダイバーに復帰していることが背景にあると考えています。
 30年前に20代前半だった“バブル世代”が現在50代になり、その子どもはちょうど大学入学や成人を迎えます。子育てが一段落し、時間もお金も比較的自由になった“バブル世代”が当時流行した文化やファッションを懐かしみ再開することで流行が再燃し、バブルを象徴するディスコが各地で復活したり、当時を彷彿とさせる高級車が好調な売れ行きであったりしています。昨年は、一世を風靡したスキー映画公開から30年ということで、スキー人気が再燃しました。今年は、かつてスクーバダイビングを題材とした人気映画の公開から30年目となり、スキー人気に触発されるように、スクーバダイビングにはまった“バブル世代”のダイバー回帰が加速すると予想しています。

■ダイビング漫画のアニメ化で、“バブルジュニア”にもダイビングが人気に
 当社の調べによると、全体的なダイバー認定証(Cカード)取得者数は、近年多発した台風や自然災害などの影響により減少傾向にあります。しかし、18・19歳のCカード取得を集計すると、この4年間で115%以上に増加しています。これは、ミレニアム世代といわれる“バブルジュニア”が大学入学をきっかけにスクーバダイビングを始めていたり、“バブル世代”の親と一緒に始めたりするケースがあるのではないかと考えています。
 増加の一因としては、昨今スクーバダイビングをテーマにした漫画が話題となり、続々とTVアニメ化され、若者の間で大人気作品となったこともあげられます。
 また、スクーバダイビング人気を裏付ける現象としては、大学サークルの入部希望者の増加があります。スクーバダイビングは2人1組の「バディ」を組んで行うスポーツのため、大学のサークルでは、先輩部員数以上の新入部員の受け入れが困難で、早稲田大学公認のダイビングサークル『潜水会』でも、「バディ」を組む関係上、毎年新入部員は10名までと定めていました。しかし、ここ数年は入部希望者が規定数を超えたため、入部者を抽選で決めているほどの人気ぶりだといいます。

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若年層のスクーバダイビング人気は漫画の影響もありますが、eラーニング等デジタル教材の普及により資格取得のハードルが下がったこと、デジタル疲労の癒しを海に求めていること、人と競わないスポーツであることなどの魅力に加え、水中で使用するデジタルカメラの低価格化・高性能化により美しい海中や色とりどりの魚などの写真を撮影できることなど「インスタ映え」を意識し行動・消費を決定することも要因のひとつといえます。

 ディスコやスキーと同様、スクーバダイビングも“バブル世代”には懐かしく、若い世代には新しい文化として認識されていると考えられます。

 当社は、これからもワールドワイドなネットワークを活かし、ダイバーの「楽しむ」「学ぶ」「磨く」といったニーズに対するプロフェッショナルなサポート体制を整え、スクーバダイビングの普及促進に努めてまいります。

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【PADIトラベルセクションで『リフレッシュ ダイビング』商品を取り扱っている店舗】
(2019年4月25日現在)
ソットマリノ :愛知県豊田市豊栄町12-74-1 TEL:0565-74-0038
パパラギダイビングスクール藤沢 :神奈川県藤沢市南藤沢10-4 TEL:0466-27-0555
スキューバプロショップ大井町 :東京都品川区東大井5-14-16糸日谷ビル202 TEL:03-6712-0920
アスリエダイビングクラブ :神奈川県川崎市宮前区鷺沼3-3-8 TEL:044-888-2456
OK MARINE PRO :東京都練馬区豊玉北4-30-8 TEL:03-3993-3824
ブルーコーナー :静岡県静岡市葵区清閑町13-12 TEL:054-253-3656

【会社概要】
社名:株式会社パディ・アジア・パシフィック・ジャパン
代表:代表取締役社長 中野 龍男
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-20-1
URL:https://www.padi.co.jp/
資本金:4,600万円
従業員数:29名(2017年3月現在)
事業内容:スクーバダイビングの普及、ダイバーの育成を目的とするスクーバダイビング教育機関

【世界最大のスクーバダイビングの教育機関PADI(パディ)とは】
 PADIは本部をアメリカ・カリフォルニアに置き、日本をはじめ世界に7ヶ所のエリアオフィスを配し、メンバーへのCカード(Certification Card=認定証)発行、教材・商品の開発や店舗運営のビジネスサポートを行っています。世界186ヶ国で13万3千人以上のインストラクターを含むプロフェッショナルメンバーと6,400以上のダイブセンター/ダイブリゾートからなる世界規模な組織で、世界最大のスクーバダイビング教育機関です。
 1966年設立以来、2,000万枚以上のCカードを発行しており、全世界で年間約100万人のダイバーが、PADIの教育カリキュラムによる認定を受けています。つまりおよそ30秒ごとに世界中のどこかで誰かがPADIの認定を受け、その割合は世界中のダイバーの約60%以上にも及んでいます。

【本件に関するお問い合わせ先】
パディ・アジア・パシフィック・ジャパン
広報事務局 担当:福土(ふくど)
電話:03-5411-0066 携帯:080-6538-6292
E-mail:pr@netamoto.co.jp



配信元企業:株式会社パディ・アジア・パシフィック・ジャパン
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情報提供元: Dream News
記事名:「 ダイビング人気復活の兆し 子育て一段落した“バブル世代”の回帰 ブランクが空いたダイバー向けプログラムの受講者1.5倍に増加 “バブルジュニア”も増加傾向に