株式会社パテント・リザルトは2019年4月23日、日本の特許庁で公開された「航空宇宙関連特許」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

近年、宇宙関連事業に参入する民間企業が相次いでいます。政府は「宇宙産業ビジョン2030」において、2015年時点で1.2兆円であった宇宙産業全体の国内市場規模を2030年代の早期に倍増する計画を掲げています。また、米国が主導して実現を目指す有人の宇宙ステーション「月軌道プラットフォーム・ゲートウェイ」構想への参加についても調整が進められています。そこで、今回の調査では、日本の特許庁で公開されている航空宇宙関連特許を対象に各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見たランキングを作成しました。

その結果、「総合力ランキング」では、1位 AIRBUS DEFENCE AND SPACE(スペイン)、2位 三菱電機、3位 THE BOEING(米国)となりました。

総合力上位5社のうち、4社が海外企業となっており、海外企業が日本へ積極的に出願していることがうかがえます。

総合力1位のAIRBUS DEFENCE AND SPACEは、「多数個の人工衛星群からなる非静止衛星コンステレーションによる画像取得のための方法」に関する技術や、「大気圏飛行段階における宇宙船の空力抗力を低減させる後部胴体装置」に関する技術などが、注目度の高い特許として挙げられます。

総合力2位の三菱電機の注目度の高い特許には、「複数の衛星を制御する際に、制御要求の誤送信を防止する衛星管制システム」や、「レーダセンサによって得られる受信信号に基づき物体の軌道要素を推定するレーダ装置」などが挙げられます。

総合力3位のTHE BOEINGの注目度の高い特許には、「宇宙構造物内の動的共振を減衰するダンパー」や「熱可塑性または熱硬化性基板に無機質のコーティングを接着することが可能な複合材料」に関する技術などが挙げられます。

そのほか、4位 THALESは「アンテナや太陽光発電装置などを宇宙空間に設置するためのねじりバネなどを用いた装置」などが、5位 ARIANEGROUPは「軌道の微修正に使われる極低温推進のスラスタ」に関する技術などが、注目度の高い特許として挙げられます。

6位以下には宇宙航空研究開発機構(JAXA)や川崎重工業、IHIエアロスペースなどの企業がランクインしています。

本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「航空宇宙関連技術」にてご覧いただけます。

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情報提供元: Dream News
記事名:「 航空宇宙関連技術 特許総合力ランキングトップ3はAIRBUS DS、三菱電機、BOEING