株式会社ホーム社(本社:東京都千代田区、代表:吉倉英雄)では、女優・吉行和子による書き下ろし単行本『そしていま、一人になった』(発売:集英社)を、4月23日(火)に刊行いたします。

父はダダイスト詩人で作家の吉行エイスケ、母はNHK朝ドラ「あぐり」の主人公のモデルになった美容師の吉行あぐり、兄は作家の吉行淳之介、妹は詩人の吉行理恵という一家に育ち、自身は女優の道を歩んできた吉行和子。本書は、80歳を過ぎた吉行和子が、107歳まで生きた母の三回忌を終えたいまだからこそ語れる家族の歴史、自身の来し方、そして、これからの人生について綴った一冊です。吉行家に大切に保管されてきた貴重な写真の数々が収録されています。

《目次》
第一章 母・あぐり、百七歳の静かな旅立ち
第二章 私にとっての吉行家
第三章 劇団民藝からはじまった女優人生
第四章 兄・淳之介、妹・理恵との日々
第五章 人生の残り時間を楽しむ

《推薦のことば》
風を受け流す柳のようですね、和子さんは!
さわさわと貴女はなにを語ってくれるのですか?
――俳優・藤竜也

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※写真は本書より:『小さな貴婦人』で芥川賞を受賞した妹・理恵を囲んで。兄・淳之介と兄妹での受賞は吉行兄妹のみ。

吉行和子『そしていま、一人になった』
2019年4月23日(火)発売
装画:塩川いづみ
体裁:四六判ソフトカバー
頁数:本文256P+カラー口絵4P
定価:本体1,700円+税
ISBN:978-4-8342-5329-0
発行:ホーム社/発売:集英社

《著者略歴》
吉行和子(よしゆき かずこ)
1935年、作家の吉行エイスケと美容師の吉行あぐり夫妻の長女として東京に生まれる。兄は作家の吉行淳之介、妹は詩人/作家の吉行理恵。女子学院高等学校を卒業。在学中から劇団民藝付属の研究所に入り、1957年舞台「アンネの日記」でデビュー。59年映画「にあんちゃん」などで毎日映画コンクール女優助演賞、79年映画「愛の亡霊」、2014年「東京家族」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。02年映画「折り梅」、「百合祭」で毎日映画コンクール田中絹代賞。その他テレビ、映画、舞台の出演作多数。

◎主演最新作「雪子さんの足音」(監督:浜野佐知/原作:木村紅美)が、5月18日(土)より東京渋谷ユーロスペースにて、6月15日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開される。
◎テレビ東京の連続ドラマ「執事 西園寺の名推理2」(4月19日スタート・毎週金曜夜8時)に、伊集院百合子役で出演中。

集英社グループ・株式会社ホーム社
http://www.homesha.jp/



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情報提供元: Dream News
記事名:「 女優・吉行和子がいま初めて明かす、家族の思い出、自らの女優人生。貴重な写真を多数収録した書き下ろし『そしていま、一人になった』4月23日(火)発売