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中国大陸は、人類史上稀な「異常なエリア」である。
あれほど広大な領域が、2000年前から何度も統一され続けてきた。そのような場所は世界広しといえど、他に存在しない。答えは、初の統一帝国・秦にある――。
春秋戦国時代を舞台にした大人気漫画『キングダム』から、中国大陸を支配してきた「原理」を読み解く集英社新書『始皇帝 中華統一の思想』、4月17日(水)発売!
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000192602&id=bodyimage1】
【集英社新書『始皇帝 中華思想の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎』のポイント】
●『キングダム』の名場面を25点引用! サクサク読める!
●歴史学上しかるべき進行よりも400年も早く訪れたとされる、秦による統一。この国を「異常な国」に変えた「法家」の思想とは?
●漫画で、なぜ鄴(ぎょう)の城主は難民を受け入れたか? その背後にあった「氏族制社会」とは。
●中国では、今も〈膨大な民を一律に支配する皇帝〉という構図が続く。それは「始皇帝の国家モデル」が2000年間、歴代帝国に受け継がれてきたから。
●今後、漫画で描かれるであろう歴史的事実のネタバレはなし! 安心して読める!
【目次】
第1章 『キングダム』前夜 ――春秋・戦国時代はなぜ550年も続いたのか?
第2章 法家と秦の大改革
第3章 中華統一と空前の権力
第4章 始皇帝はなぜ儒家を憎んだのか
第5章 理想のゆくえ
【書籍情報】
書名:『始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎』
発売日:2019年4月17日(水)
著者:渡邉義浩
定価:本体800円+税
集英社新書
https://shinsho.shueisha.co.jp/
◆推薦コメント◆
・堀江貴文氏(実業家)
歴史を知らないと中国は理解できないことを、思い知らされた
・安田峰俊氏 (ルポライター・『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』著者 )
『キングダム』の世界の歴史は、現代中国を理解する上でも有用だ
【著者略歴】
渡邉 義浩(わたなべ よしひろ)
1962年、東京生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程修了。文学博士。
現在、早稲田大学理事、文学学術院教授。大隈記念早稲田佐賀学園理事長。三国志学会事務局長。専門は古代中国思想史。
『三国志 演義から正史、そして史実へ』(中公新書)、『三国志事典』(大修館書店)、『春秋戦国』(歴史新書)など著書多数。
【漫画『キングダム』とは】
『週刊ヤングジャンプ』で2006年に連載が始まった、原泰久氏による漫画。
春秋戦国時代末期の中国を舞台に、秦王・政(のちの始皇帝)に仕える武将・信の活躍を描く。
4月19日(金)発売の54巻で、累計発行部数4,000万部を突破。
同日(本書の発売2日後)に、初の実写映画が公開される。
配信元企業:株式会社 集英社
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