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amsの新しいCSG14kイメージセンサ、高いスループットの製造および光学検査用途に対応し、48Mピクセルの解像度で12ビットの出力を実現
ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、マシンビジョンおよび自動光学検査(AOI)機器向けの新たなグローバルシャッターイメージセンサを発表しました。このイメージセンサにより、1インチ光学フォーマットに対応している既存のデバイスを上回る、優れた画像品質と高いスループットの提供が可能になります。
この新しいCSG14kセンサーは3840 x 3584ピクセルのアレイを搭載し、市場の類似デバイスより大幅に高いフレームレートで14Mピクセルの解像度を実現します。また、CSG14kの12ビット出力は、より広いダイナミックレンジを実現し、多様な照明条件や被写体に対処することができるようになります。CDS(相関2重サンプリング)によるセンサーのグローバルシャッターでは、モーションアーチファクトを除去した動きの速い被写体の高品質な画像を生成することができます。
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CSG14kの高性能および高解像度は、3.2um x 3.2umピクセルサイズによるセンサーのデザインイノベーションから生まれました。この新しいピクセルデザインにより、12ビット出力と大幅なノイズ低減を実現するとともに、ピクセルの大きさがamsの前の世代の10ビットイメージセンサの66%にまで小型化されています。
CSG14kの優れた画像品質と速度は、マシンビジョン機器において、高スループットでの生産性を実現するための重要なアドバンテージとなるもので、高速で生産ラインを移動する被写体をより詳細かつ正確に捉えることができるようになります。このセンサは、自動光学検査(AOI)、仕分け装置、レーザー三角測量および他の計測装置、ならびにロボティクスといった用途に最適です。
CSG14kは、多様なコンフィギュレーションの設定が可能ですので、個別の用途の要件に合わせて、センサーの動作を調整することができます。コンフィギュレーションのオプションには、低いフレームレートでの低電力モード、低ノイズと高ダイナミックレンジを実現するための最適化などが含まれています。このデバイスには、amsの既存のCMVイメージセンサファミリとの互換性を実現する、sub-LVDS出力インターフェースが実装されています。
CSG14kは、スモールフォームファクタのカメラデザインで広く使用されている1インチレンズに対応可能な、218ピン、22mm x 20mm x 3mmのLGAパッケージに収納されています。
ams、イメージセンサ担当マーケティングディレクター、トム・ウォルショップは次のようにコメントしています。「ファクトリーオートメーション技術の発展により、現在のマシンビジョン機器の能力の限界が今後突破されるようになるでしょう。CSG14kがもたらす、画像品質と性能でのブレークスルーにより、マシンビジョンシステムのメーカーは、最新の高いスループットレートに対応できるようになるとともに、画像品質と解像度を大幅に改善することができるようになるでしょう」
CSG14kは、2019年上半期にサンプル出荷の予定です。