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NWHスポーツ救命協会の代表をつとめます蝶野さんが「防災の日」の9月1日、代々木公園イベント広場で開催された『渋谷区総合防災訓練 ~SHIBUYA BOSAI FES 2018~』において、渋谷区長の長谷部健さん、防災アドバイザーで当協会相談役を務める中島敏彦さん(東京消防庁OB)と防災トークショーを行いました。
今回の防災トークショーのテーマは2つ。
一つは「AED救急救命」で、長谷部区長は渋谷区の課題として「消防団員・職員の募集は行っていますが、課題はAEDは以前より設置されていても、地域の人たちがその存在を知り、使えるようにならないと」とコメントされました。
これを受けて蝶野さんは「以前は渋谷に事務所があったので、自分の印象としては渋谷区は取り組みがしっかりしているし、若い人が多い街ですが、年配の方が多いところより若い人の街の方がAEDの講習を受けているように感じますね。
ただ、日本は人口密度に対してのAEDの設定数は世界一と言われていても、区長が言うように使える人を増やしていかないと意味がないですよね。講習は消防署などで受けられるので、興味がある方は、是非受けてみてください」と観覧者にAED講習受講を呼びかけました。
また、蝶野さんは「倒れている人がいても、一声かけるには勇気が必要。
どうすればいいか分からない人も多いはず。
そんな時はとにかく119番、次にAEDを用意すると。
救急車の到着は全国平均で8分と言われていて、その間に急に容態が悪くなることもありえるので、救急の現場では119番のあとにAEDも持ってきてくださいと推進していると聞きました」と発言し、119とAEDはワンパックというメッセージを込めて、新ブランド「119 rescue call+ AED」を立ち上げたことを明かしました。
中島さんは「AEDは高度なセンサーがついているので、アナウンスに従えば問題なく使えます。ただ、胸骨圧迫は5cmから6cmほど押さないといけません。リズムは1分間に100~120回。
一人で対応するのは大変なので、有事の際はみんなで協力して行ってください」と応急手当の大切さも説いていました。
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もう一つのテーマは「防災」で、長谷部区長はこちらの課題については「大事なことは防災の意識をどれだけ多くの人に持ってもらえるか。
家族で最終的にどこで落ち合うかは話しておいたほうがいいですし、年に1回の9月1日の防災の日だけでなく、本当は毎日防災に備えるべき」と発言されていました。
蝶野さんは災害時に万が一避難所生活となった場合は、「災害の時、避難所での滞在期間は長くなるかもしれないので、本当に必要なものを持ち込むべき。ただ、個人によって必要なものは違ってくる。年配の人は毎日飲む薬が必要になるので、薬は1週間くらい備蓄しておいたほうがいいし、避難所に何日もいるとストレスがたまるので個々のストレス解消につながるものも必要になってくる」とコメント。
最後に、中島さんは地域防災の在り方として「地域の人たちが交流をして、理解を深めて助け合う街が、防災に強い街につながっていくはずです」との見解を示されていました。
『渋谷区総合防災訓練 ~SHIBUYA BOSAI FES 2018~』詳細は下記URL
http://shibuya-bosai.tokyo/
※蝶野正洋出演協力
アリストトリスト有限会社
問い合わせ先
NWHスポーツ救命協会
03-6161-6072