山口紀美子・著『【増補版】奪われた若き命 殉難の学徒兵・木村久夫の生涯』株式会社幻冬舎ルネッサンス新社より2018年7月31日に発売！

いわき民報ふるさと出版文化賞・最優秀賞受賞作品
なぜひたむきな学究の青年がB級戦犯とされてしまったのか
「きけ わだつみのこえ」に載る
木村久夫氏の遺書の真相に迫るノンフィクション

木村久夫氏がカーニコバル島事件で戦犯刑死となった背景を、妹孝子さんとの往復書簡等を基に追究した著者渾身の作品。遺書に高知への尽きない思い、学問への情熱、家族への愛を綴った木村氏。そこに至るまでの短くも気高い生涯を辿る。新たに教誨師の証言等を増補。

■目次
第一章　木村家の歴史
第二章　子供の頃と豊中中学時代
第三章　高知高校時代
第四章　京大経済学部での半年
第五章　入営とカーニコバル島への出征
第六章　戦争末期の離島の戦況
第七章　イギリスによる戦犯裁判
第八章　木村久夫さんの戦犯裁判
第九章　教誨師田中日淳さんと木村さんの短歌
第十章　哲学書の余白につづられた遺書

■著者略歴
山口紀美子（やまぐち　きみこ）
1940年、福島県南会津郡に生まれる。会津女子高校、福島大学学芸学部を経て、1962年から2000年まで主に浜通りの小学校に勤務する。1980年、月刊誌「作文と教育」（百合出版）に、「学級通信・文集」の実践記録が掲載される。1984年、吉野せい賞奨励賞受賞、2001年、同賞正賞受賞。2004年、同人誌「いわき文学」に「従兄はマリアナの海深く」を発表。2017年、『奪われた若き命　戦犯刑死した学徒兵、木村久夫の一生』（幻冬舎メディアコンサルティング）がいわき民報ふるさと出版文化賞・最優秀賞を受賞。執筆歴は50年を越す。

【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000180069&id=bodyimage1】

■書籍紹介
書　名 ：【増補版】奪われた若き命　殉難の学徒兵・木村久夫の生涯
著　者 ：山口紀美子
定　価 ： 648円（本体価格600円＋税）
発行日： 2018年7月31日
判　型： 文庫判、266頁
発行元：株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
発売元：株式会社幻冬舎
ISBN ： 9784344918085

■販売サイト
・Amazon⇒ https://www.amazon.co.jp/dp/4344918088/
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