株式会社シーアールイー(代表取締役社長:亀山忠秀、本社:東京都港区、以下、シーアールイー)は、VR(仮想現実)コンテンツプラットフォームを提供するナーブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:多田 英起、以下、ナーブ)の、VR内見、360度パノラマ動画ソリューション「VR内見 plus Movie」を導入し、効率的かつ効果的なリーシング手法を確立します。

シーアールイーは、物流不動産を中心に約 1,400 物件、約 139 万坪の管理運営を行っています(2018年1月末時点)。物流不動産特化の管理会社としては国内最大規模となり、グループのサービス領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップで提供しています。今後さらなる事業拡大と強化に取り組む中、他に先駆けて360度パノラマ動画を用いたVRソリューションを営業ツールとして導入することを決定しました。

シーアールイーのこれまでのリーシング手法は、物件に関する情報(施設仕様や立地など)を文字情報と写真を組み合わせて紹介し、その後営業担当者が現地案内に同行する手法をとっていました。このたび、お客様の物件視察にかかる移動時間やスケジュール調整などの労力の軽減及び意思決定の迅速化に貢献すべく、2018年3月にナーブの「VR内見 plus Movie」の導入を決定し、4月より一部の開発物件から順次運用を開始致します。

「VR内見 plus Movie」導入により、遠隔地の物件をご紹介する際に、お客様に「CREWL(クルール)」(*注1)を持参し、VRで物件の内覧をしていただくことが可能になります。お客様は、VRを通じて、倉庫の周辺環境やトラック導線、VRでしか感じられないような感覚的な広さを、実際に倉庫内で見ているような感覚で見ることが可能になります。現在は一部の開発物件のみですが、今後はシーアールイーが管理する約1,000棟の中小型物流施設についてもVR内覧の導入を進めていきます。

また、シーアールイーは、貸し倉庫検索サイト「LogiSquare」を展開していますが、この「LogiSquare」でも、今後、ナーブの「VR内見360度パノラマ画像」を使って情報を展開することを視野に入れています。これにより、早い段階で詳細情報をお客様に提供できるようになり、顧客満足度の向上と迅速な営業活動の実現が期待されます。

【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000171000&id=bodyimage1

■ナーブ「VR内見 plus Movie」
静止画を使った「VR内見」に比べ、よりリアルに物件写真を見ることが可能になります。写真上にカーソルを合わせ、マウスを動かすことで、360度、全方位閲覧することができるようになります。動画を利用しているため、通常のパノラマ画像よりも細密な画像を表示することが可能になります。操作は、1) 物件情報をシステムに登録、2) 360度パノラマ動画撮影機材をスマートフォンから操作して撮影、3) 撮影で利用したスマートフォンから撮影した画像をパノラマ システムにアップロード、4) パノラマ動画等に問題がないことを 確認し、HP公開処理を行う、という簡単4つのステップで、360度パノラマ動画の撮影、ホームページへのアップまでが可能です。

■ナーブオリジナル専用端末「CREWL(クルール)」*注1
『CREWL(クルール)』は手で持って覗くタイプのVRゴーグルです。顔との接地面を極力少なくしたことで、衛生上の忌避感を無くしました。また、ハンディタイプであることから自身のタイミングでいつでも閲覧を止めることができ、適度な没入感を提供するとともに、いわゆる「VR酔い」の防止にもつながります。VRゴーグルとして使用しない場合は小型のデジタルサイネージとして利用することができます。

【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000171000&id=bodyimage2

■株式会社シーアールイーについて
現在、物流不動産を中心に約 1,400 物件、約 139 万坪(約 460 万m2)※1 の不動産の管理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プ ロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。 物流不動産開発においては、現在、物流施設 5物件、合計延べ面積約24,100 坪(約 80,000 m2)の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーションシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足させた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいります。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウを開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都圏は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。 (※1 2018年 1月末時点)

■ナーブ株式会社について
ナーブ株式会社(Nurve)は、「人々のライフスタイルを変革するサービスの実現」を目指し、VR業界におけるマーケットリーダーとして、2015 年に設立されました。「買って体験する」から「買う前に体験する」に。ナーブは、VR技術で、購買パターンを根底から変える今までにないプラットフォームを創りだし、企業の迅速な意思決定と迅速な変化対応能力の向上を支援するとともに、企業の顧客満足度向上にも役立つシステムを提供することを目指しています。

代表 :代表取締役 多田 英起(ただ ひでき)
本社所在地 :東京都千代田区大手町1-1-1大手町パークビルディング7F
設立 :2015年10月
資本金 :361百万円
事業内容 :VR(ヴァーチャルリアリティ)コンテンツのプラットフォームの提供
ホームページ :http://www.nurve.jp/


※本プレスリリースは株式会社シーアルイーとナーブ株式会社との共同リリースです。


情報提供元: Dream News
記事名:「 シーアールイー、ナーブの360度パノラマ動画ソリューションを導入 VRで物流施設の内見を効率化する新たなリーシング手法を確立 ~周辺環境から内部設備まで、遠隔地物件を3次元で体感可能に~