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もしもあの日、アリーナ・ブロンスキーの本を手に取っていなかったら、自分は今何をしていただろうか?
翻訳家は、悩みがつきない。
●原作者側はできるだけ直訳に近い形を希望。慣用句・押韻はどう表現すればいい?
●ドイツ語では一人称は”ich”ひとつのみ。
「私」「僕」「俺」「おいら」……どれを選ぶ?
●生き物でなくとも男性・女性・中性とわかれるドイツ語名詞。
その名詞の性別を受ける代名詞を駆使しミスリードを誘う文章をどう生かす?
●実務文書と異なり、複数の解釈可能な文章が登場する小説。
翻訳家の解釈で読者を導いて本当にいいのか?
悩み、迷いながら手探りで進んだドイツ小説翻訳家への道。
サラリーマン時代に勉強を強いられた日々が糧となっていたことに今さらながら気づく……。
長年のサラリーマン生活から一転、思いもしないドイツ語翻訳家になった著者が綴る、
くすりと笑えてタメになるエッセー。
■書籍紹介
書 名:サラリーマンは翻訳家になった
著 者:斉藤正幸
定 価:1,080円(本体価格1,000円+税)
発行日:2018年1月29日
判 型:四六判、198頁
発行元:株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
発売元:株式会社幻冬舎
ISBN : 9784344915213
■販売サイト
・Amazon ⇒ https://www.amazon.co.jp/dp/4344915216
・紀伊国屋書店ウェブストア ⇒ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344915213
・honto ⇒ https://honto.jp/netstore/pd-book_28896335.html