就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤 剛志、以下「ジェイック」)と、特定非営利活動法人NEWVERY(所在地:東京都品川区、理事長:小崎 文恵、以下「NEWVERY」)は、2017年11月7日の【中退してしまった学生の実態から迫る中退予防の方向性】講演会内で、大学在学中に中退に関する相談ができる業界初のチャットサービス「大学中退相談コンシェルジュ(仮称)」を、2018年春より共同で開始することを発表しました。

「大学中退相談コンシェルジュ(仮称)」とは、大学・大学院中退を迷っている学生を対象に、チャット機能を通じて専門相談員に対して相談を受けることができる業界初のサービスです。さらに、相談者の必要に応じて、対面カウンセリングを受けることもできます。遠隔と対面の両方の手段を設けることで、相談機会の間口を広げつつ、悩みの内容に合わせた効果的なアドバイスを実施していきます。

当サービスでは、大学中退者の就職支援を行うジェイックと、複数の大学に対して中退予防コンサルティング事業を行うNEWVERYが、それぞれの実績とノウハウを生かし、事業開発と運営を展開していきます。


■背景と展開
昨今の大学中退者数は年間7万人を超えると言われています。中退する理由は、「大学になじめない」、「家庭の経済的事情」、「志望した大学へ入学することに情熱を注ぎ、入学後その熱が冷めてしまった」等があります。そして学生の多くが、キャリア育成等の知見を持つ専門家に相談せずに、大学を辞めることを決めています。

ジェイックによる大学中退者の就職活動を支援するサービス“セカンドカレッジ”では、これまで140名を超える大学中退者に携わってきました。“セカンドカレッジ”を受講した学生の中には、「大学中退者の社会における立ち位置」や「今後の人生設計について」の講義を受け、「自身の人生設計をしていく上では大学を卒業したほうが良い」と判断し、復学をする者もいました。

しかしながら、対面でのコミュニケーションを苦手とする学生も多く、このような学生が専門家との相談機会を逸することで、適切でないキャリア選択につながっている恐れがあります。このことから、気軽に相談できる機会を提供することで、適切でない大学中退者を減少させることを目指します。

NEWVERYは、2009年に日本中退予防研究所を設立し、中退を引き起こす要因の早期発見・早期支援や、本質的な大学教育改革の設計・実行支援を行ってきました。一方で、現在の中退要因分析は、依頼のある個別大学の範囲で、退学済みの学生との接触を通じた原因把握に限られています。当サービスを通じ、中退を検討している学生に直接コンタクトを取ることができることから、現在進行中の学生の実態を大学横断的に把握し、中退の構造要因を精緻に分析していきます。

■「大学中退相談コンシェルジュ(仮称)」サービス概要
名称    :「大学中退相談コンシェルジュ(仮称)」
サービス時間:10:00-17:00(土日・祝除く)
開始日   :2018年春予定
問い合わせ先:Tel 0120-417-604 大学中退相談コンシェルジュ宛
      :e-mail info@jaic-g.com

■対面カウンセリング概要
[カウンセリング会場]
・東京都千代田区、新宿区、豊島区
・神奈川県横浜市
・大阪府大阪市中央区
・愛知県名古屋市
・福岡県福岡市

■会社概要
社名   :株式会社ジェイック
代表取締役:佐藤 剛志
設立   :1991年3月
資本金  :7,700万円
所在地  :東京都千代田区神田神保町1-101 神保町ビル6F(本社)
事業内容 :フリーター・第二新卒・新卒学生の就職支援・採用支援事業
      企業向け社員研修事業(ジェイックオリジナル「7つの習慣(R)」2日間研修、経営者セミナー)
      大学向け就職支援事業
URL    :コーポレートサイト http://www.jaic-g.com/
セカンドカレッジ https://www.jaic-college.jp/lp/index_014_02_tyutai_tokyo.php
営業カレッジ サービスサイト https://www.jaic-college.jp/sales/

■法人概要
法人名  :特定非営利活動法人NEWVERY
理事長  :小崎 文恵
所在地  :東京都品川区西五反田7-13-6 五反田山崎ビル5階
事業内容 :高校・大学・専門学校といった教育機関と連携し子ども・若者たちの教育支援
  中退・無業・貧困といった将来起こりうるリスクから子ども・若者たちを守る予防的支援
URL    :http://www.newvery.jp/




情報提供元: Dream News