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NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)は人材育成活動の一環として、公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団からの助成を受け、児童・生徒を対象とした「デジタルからくり装置づくりワークショップ」を2016年度より実施中です。このたび11月3日(金・祝)に東京大学情報学環オープンスタジオで本ワークショップを実施する運びになりましたので、お知らせいたします。
本ワークショップはゲーム開発で使われるツール「Unity(ユニティ)」を使用して、参加者全員が協力しつつ、コンピュータ上で「ドミノ倒し」のようなコンテンツを組み立てるワークショップです。仕掛けを作るだけでなく、自分が描いたキャラクターをステージ上に自由に配置することもできます。プログラミング教育ではなく、ITによる協業体験を目的とした、新しいスタイルのワークショップです。
本ワークショップ開催にともない、現在参加者を募集中です。申込みは保護者の方によって、インターネット上から行っていただきます。当日は保護者の方の見学も可能です。
【申込み・詳細】https://igdajp.connpass.com/event/66907/
◆開催概要
開催日:2017年11月3日(金・祝)10時~13時、14時~17時
会場:東京大学 情報学環本館 地下1階 情報学環オープンスタジオ
参加費:無料 募集人数:16名(先着)
主催:NPO法人IGDA日本
助成:公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団
機材協力:株式会社サードウェーブデジノス
会場協力:東京大学情報学環
◆IGDAおよびIGDA日本について
国際ゲーム開発者協会 ( http://www.igda.org/ )は全世界で1万人超の登録会員を数える、ゲーム開発者個人を対象とした世界最大の国際NPO団体です。1994年に設立され、米国カリフォルニア州に本部を置いています(カリフォルニア州法に基づくNPO法人)。
日本支部は2002年に設立され、2012年12月にNPO法人に認定されました。ゲーム開発者間の情報共有とコミュニティ育成を通した社会貢献をミッションとし、さまざまな活動を行っています。
NPO法人IGDA 日本公式サイト http://www.igda.jp/
◆デジタルからくり装置づくりワークショップについて
IGDA日本ではSIG-for NextGeneration(SIG-4NG)を主体に、次世代のゲーム開発者教育に向けてさまざまな活動を推進中です。その一環として2016年より、児童・生徒を対象とした「デジタルからくり装置づくりワークショップ」を実施しています。本ワークショップは当法人がこれまで「福島GameJam」の併設イベントとして小学生を対象に実施してきた「お絵かきワークショップ」などの知見をもとにしています。
本ワークショップでは、ドミノ倒しをモチーフとしたデジタルからくり装置を参加者全員で作成することで、ITを用いた協業体験について学びます。仕掛けを作るだけでなく、自分で描いたキャラクターをからくり装置上に任意に配置することもできます。プロのゲーム開発者と同じツールを使用し、プロのゲーム開発者が講師として参加することで、他人を楽しませるコンテンツ作りを、楽しみながら体験することが可能です。
本ワークショップは公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団の助成と、株式会社サードウェーブデジノスからの機材協力を受け、これまでに福島県郡山市、東京都調布市、京都府精華町の3箇所で実施し、約50名の児童・生徒が参加しました。