概要
◆2015年度のアンチエイジング化粧品市場は3,205億円。前年度比3.4%増と好調に推移している。主な要因としては、安定した景気および訪日外国人によるインバウンド需要により、P&Gやアルビオンなど百貨店で展開するカウンセリング系ブランドを持つ企業を中心に売上を伸ばしたことが挙げられる。

◆2016年度(見込)については、2015年度比5.1%増と過去5年で高い伸長率となる見込み。主要各社は高価格帯の最高峰ブランド・シリーズを発売するなど顧客のさらなる取り込みを行い、売上を拡大させる見通しである。また、ターゲットを細かく設定したブランド・シリーズの展開を発売し、団塊の世代を中心としたシニア層や、エイジング意識が高まっている20代後半~30代を取り込むとみられる。

◆商品面の特徴としては、“顔印象ケア”と“特定部位ケア”の深耕がみられる。“顔印象ケア”については、幹細胞や線維芽細胞、白血球、ホルモンなど人体組織に働きかけ、“ハリ”や“たるみ”、“弾力”に加えて、“肌のどんよりした印象”、“血色感”、“老け顔”などのアプローチが多様化している。一方、“特定部位ケア”については、幹細胞や皮膚科学研究、iPS細胞など最先端技術を応用して、ハリやシワ、ほうれい線などに向けた大型ブランド・アイテムが増加している。

◆このほか、2017年1月にはポーラが医薬部外品「リンクルショット メディカルセラム」を発売。これにより、これまでの“乾燥による小じわ”の訴求に加えて、“シワを改善する”といった、シワへ積極的にアプローチした商品が登場したことで、今後、同商品に追随する商品が上市するとみられる。さらに将来的には化粧品の効能に“光老化によるシワ”が追加されることが期待され、“乾燥による小ジワ”、“加齢によるシワ”、“光老化によるシワ”の3つのシワ訴求により、市場が活性化することが予想される。

◆当資料は、今日の化粧品市場において最も関心の高いアンチエイジング化粧品に焦点を当て、その市場動向を主要企業、展開ブランド、種類(剤型)、価格帯などさまざまな角度から分析し、参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。



TPC市場調査レポート
「2017年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査」
―ターゲットの細分化:“顔印象ケア”と“特定部位ケア”の深耕―
詳細はこちら>>http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210170335
資料体裁:A4判 134頁
発 刊 日:2016年12月26日
頒   価:87,000円(税抜)

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情報提供元: Dream News